｢初音ミク｣人気が世界規模へ! ｢地球上で最大のポップスター｣と海外で大絶賛!
歌うバーチャルアイドル･初音ミクが海外メディアで"地球上で最大のポップスター"と大々的に報じられるなど､知名度が世界規模になってきました｡

その人気は､ヨーロッパ､アメリカに留まらず､ロシアや南米にも広まっているといいます｡今後､開発･販売をしていますクリプトン･フューチャー･メディアは現地の要望に応え､コンサートの開催なども検討しているようです｡

初音ミクといえば､2007年8月31日にクリプトン社から発売された､ヤマハの音声合成システム『VOCALOID2』を採用して開発したバーチャルアイドル｡

まるで人間のように自作の曲を歌わせることができると話題になり､発売と同時に爆発的ヒットを記録しました｡現在では､投稿動画サイト･ニコニコ動画やYouTubeに無数の動画がアップされ､800万回以上閲覧された動画もあるほどです｡

また､CDやゲームも発売され大ヒット｡
2010年3月にはホログラムを使ったコンサートが『Zepp Tokyo』で行なわれ､チケットは即完売｡その模様を収めたBD･DVDも発売されています｡

イギリスで最も有名なタブロイドフリーペーパー『METRO』は2010年10月21日､初音ミクに関しての記事を掲載｡"地球上で最大のポップスターの一人"と大々的に報じました｡同紙は､イギリスまで広がったのは動画サイトによるものだと分析しています｡

また南米のエクアドルやチリでも大きな記事になっています｡エクアドルの『EL UNIVERSO』は10年9月8日付の電子版で､"骨も肉もない有名な芸術家"との見出しで､何千人も収容するアリーナを満員にできる人物だと紹介｡

この"電子"で作られた彼女を知れば知るほど､
｢恋に落ちてしまったとしても仕方がない｣
と絶賛しるほどです｡

こういった世界各国の人気の拡大について､クリプトン社は､『METRO』が報じたように投稿動画サイトの影響が大きいことが第一とし､CDの発売やゲームの発売､海外のゲームショーで初音ミクがゲストで登場する機会が増えたことなども挙げています｡

2010年10月にはニューヨークとロサンゼルスのアニメフェスティバルでコンサートを開催した初音ミク｡
今後更に人気を上昇させていくに違いないですが､どこか遠い存在になってしまうと寂しく思うファンも多そうです｡
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