●中国で活動禁止のタン・ウェイ、新作映画公開で公の場に(2010/03/01)
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2007年に公開された映画、『ラスト、コーション(原題:色,戒)』の女スパイという役柄や激しい性愛シーンが問題になり、中国での活動を制限されていた女優の湯唯(タン・ウェイ)。約2年ぶりとなる新作映画『月満軒尼詩』が公開間近となり、正式な復帰が近づいてきた。
『月満軒尼詩』の宣伝スタッフは、中国での公開は決定と発表し「日程はこれからの調整となるが、岸西(アイヴィー・ホー)監督は香港から駆け付けて、中国でプロモーション活動を行う。ヒロイン役のタン・ウェイも、絶対に出席する」と約束した。
本作では気が強くて人付き合いが下手な女性を演じている、タン・ウェイ。ホー監督は「私は『ラスト、コーション』の李安(アン・リー)監督のような巨匠ではありませんが、タン・ウェイの良さを引き出したつもりです。今までとはまったく違った彼女の姿が、スクリーンで楽しめると思う。イメージチェンジを経験して、さらに魅力的な女優になるでしょう」と絶賛。相手役の張学友(ジャッキー・チュン)も、「タン・ウェイは、真面目で才能がある女優」と共演を喜んでいる。
本作は、香港を舞台にお見合いで知り合った男女が、友情を誓うラブコメ作品。タン・ウェイの流ちょうな広東語も、見どころの1つとなっている。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
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