大作アクション映画『剣雨』、９月に中国公開が決定

●大作アクション映画『剣雨』、９月に中国公開が決定(2010/06/22)

巨匠・呉宇森（ジョン・ウー）監督がプロデュースを手がける新作武侠映画『剣雨』の記者発表会が上海で行われ、主演の楊紫瓊（ミッシェル・ヨー）、鄭雨盛（チョン・ウソン）、徐熙媛（バービィー・スー）、余文樂（ショーン・ユー）、呉佩慈（ペース・ウー）が出席。9月末の公開をアピールした。

　　殺し屋を演じるミッシェルは、「今回の役は難しい。正義の味方を演じる機会が多かったので、これまでのアクションシーンとは変わります。殺し屋というのは、残酷で乱暴な人間。今までとは違った演技が要求されます」と静かに語った。

　　優しくかわいい女性を演じてきたバービィーは、本作では剣の使い手。「アクションの経験がないので、剣を振り回して相手に怪我をさせてしまいました。私は大丈夫なのですが、共演者は私に近づかないようにと避けています」と苦笑い。妹の小Ｓこと徐熙〓（シュー・シーディー／〓は女へんに弟）の夫婦不仲説の話題にも触れ、「妹夫婦は昔も今もずっと仲良し。小Ｓのブログを見れば、家族の写真を載せているので円満な様子がわかると思います。夫の許雅釣は夜遊びすることもあるけれど、友達と一緒にお酒を飲みに行くのは当たり前。それがいけないことなら、彼は夜に図書館に行くべきなの？」とジョークを言って、妹夫婦を応援した。

　　また、ウー監督は2007年の『レッドクリフ（原題：赤壁）』撮影時の話題に触れ、周潤発（チョウ・ユンファ）との不仲説を払拭（ふっしょく）。「ユンファに出演をお願いしたい脚本ができた時に声をかけるし、また一緒に仕事がしたい。彼は長年の親友であり、世界に通用する素晴らしい俳優。ずっと応援しているよ」と話し、再会を楽しみにしているようだった。

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