８年かけた映画『一代宗師』が、ついに完成間近！

●８年かけた映画『一代宗師』が、ついに完成間近！(2010/11/10)

王家衛（ウォン・カーウァイ）監督が、8年間も費やして準備したカンフー映画『一代宗師』のポスターが、アメリカのフィルムマーケットにて公開。梁朝偉（トニー・レオン）が演じる主人公の葉問（イップ・マン）が、黒い服を着て白い帽子をかぶり、どしゃ降りの雨の中で大勢の敵と戦う姿が話題になった。

　　現在公開されているのはポスターのみで、映像やテーマはまだ発表されていない。「トニーは初の本格派カンフー映画に挑戦するということで、厳しい特訓を受け詠春拳をマスターした。彼は何年も練習し手を骨折したこともあったが、治るとすぐに練習を再開した。ゼロからのスタートだったが、彼の努力と才能で詠春拳の精神を習得したと思う。今やプロの武術家だ」と指導にあたったイップ・マンの弟子・梁紹鴻は、トニーを絶賛した。アクション監督をつとめた巨匠・袁和平（ユエン・ウーピン）も、「今のトニーはアクション界の頂点にいる」と誉めたたえている。

　　またヒロイン役の章子怡（チャン・ツィイー）は、ナチュラルメイクでクールなイメージを強調。役柄については謎に包まれたままだが、近々発表される予定だという。スタッフは「去年から武術の特訓を受けていたツィイーは、寒い日も暑い日も弱音を吐かずに続けてきた。その姿から、仕事を愛するプロの女優であることが伝わってきた。首を痛めても練習を続け、監督が要求する難しい動きも努力してマスターした。決して逃げ出さなかった彼女は素晴らしい女優だ」と証言。全容が明らかになる日を待つファンが多い。

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