アンディ・ラウ最新作『新少林寺』、中華圏で大ヒット

●アンディ・ラウ最新作『新少林寺』、中華圏で大ヒット(2011/02/02)

2011年を飾る新春映画として、中国・台湾で公開中の『新少林寺』。劉徳華（アンディ・ラウ）、謝霆鋒（ニコラス・ツェー）、呉京（ウー・ジン）、範氷氷（ファン・ビンビン）、成龍（ジャッキー・チェン）という豪華スター共演で、1500年の歴史を持つ少林功夫（少林カンフー）の秘話を、ドラマチックに描いた作品だ。

　　台湾の公開初日の1月21日には、主演のアンディと陳木勝（ベニー・チャン）監督が、台北市内の劇場前広場で開催されたイベントに出席。アンディは「撮影を通して、少林カンフーの技を学ぶことができました。そして映画の持つパワーを、正面から伝えられる作品」とアピールした。

　　イベント会場には、干支にちなんたうさぎの帽子をかぶった3歳の少女が来場し、映画のシーン同じくアンディに似顔絵をプレゼントして、ほのぼのムードに包まれた。続いて少林寺をイメージした18人の武僧や、カンフーの師匠も登場。アンディと一緒に七星拳のポーズを披露し、拍手喝采を浴びた。

　　本作は少林寺を舞台に、アンディ演じる軍閥長官・侯傑とニコラス演じる副官・曹蠻の因縁の対決が描かれている。2人の熱演が光り観客動員は好調で、各映画賞での注目作となりそうだ。（取材・文責：饒波貴子）

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