｢大いなる陰謀｣あらすじ

テロに勝ちたいか―Yes or No？

(2008/10/16)

大統領への野望を抱く一人の上院議員アーヴィングは、世論の支持を得るため“共通の敵―対テロ戦争”の情報を言葉巧みに操作し、ニュース番組ジャーナリストのロスに売り込みをかけていた。その頃、アーヴィングの戦略に従い、戦地に赴いた若者2人は、アフガニスタンで対テロ戦争に命をかけることを選択する。
ロスは、アーヴィングの戦略の裏に仕組まれた真実を感じ取り、すべてを明らかにすることが自分の使命だと決意する。一方若者2人の恩師である大学教授は、彼らの選択に誇りを感じながらも戸惑いを隠せずにいる。そしてそれぞれの思惑がつながろうとするとき、何も知らずにアフガニスタンで戦う若者達の未来が、命が、大いなる陰謀のうねりの中に巻き込まれようとしていた―。