｢築地魚河岸三代目｣あらすじ

赤木旬太郎(大沢たかお)は都内の総合商社に勤務するエリート・サラリーマン…

(2008/10/16)

赤木旬太郎(大沢たかお)は都内の総合商社に勤務するエリート・サラリーマン。人事課長としての仕事も順調、恋人の明日香（田中麗奈）との結婚も考え始めていた。しかし会社が大掛かりなリストラを発表したことで彼の周囲は一変する。リストラ陣頭指揮を任されることになった旬太郎。世話になった元上司もリストラ対象にされ、やり場のない気持ちを抱えていた。そんな彼はさらにショッキングな光景を目の当たりにする。それは恋人である明日香がTシャツにジーパン、ゴム長靴といういでたちで朝の街を自転車で走る姿だった。装飾デザイナーである彼女がなぜ？追いかけた旬太郎は築地市場にたどり着く。聞けば明日香は仲卸の名店「魚辰」の二代目店主・徳三郎（伊東四朗）の一人娘。体調を崩して入院してしまった父に代わって店を手伝っているという。一本気な性格の旬太郎は彼女を手伝うと宣言する。それは築地ではまったくの素人である旬太郎が魚河岸の世界に勝負を挑むことを意味していた。