｢キサラギ｣イントロダクション

ストーリーの大部分が一つの部屋の中で進行…

(2008/10/16)

ストーリーの大部分が一つの部屋の中で進行するという珍しい映画。小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅（ドランクドラゴン）、香川照之という実力十分の俳優がこの脚本に惚れこんで集まった。如月ミキファンサイトを通じて集まったという初対面の5人を見事に演じきっている。和やかなムードで始まる映画の前半と、スリリングに展開する後半のギャップが成功しているのは俳優陣の功績と言えるだろう。脚本を手がけたのは「ALWAYS 三丁目の夕日」で第29回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞している古沢良太。彼が密かに書いていた「キサラギ」の脚本にプロデューサーが強く惹かれ、奔走したという。