レッドクリフ PartT
これで分かる「レッド・クリフ」!!
(2009/08/07)

三国志の中でも特に人気の高い「赤壁の戦い」を映画化した「レッド・クリフ」。三国志と聞くとマニアの顔が浮かびますが、ポイントさえ押さえれば実に面白い物語です。そこで要点だけまとめてみました。


チェックするべきなのは三つの国と三人の人物。
まず三つの国とは。映画「レッド・クリフ」の主役順に並べましたが、戦力的には「魏>呉>蜀」。

そして三人の人物とは曹操、周瑜、諸葛孔明です。国と人物の関係は以下の通り。

魏→曹操(支配者)
呉→周瑜(武将)
蜀→諸葛孔明(軍師)


漢字が多くなってきて厳しい!!という人のためにさらに分かりやすく書きます。

魏→曹操(悪役
呉→周瑜(主役
蜀→諸葛孔明(金城武


魏の曹操は圧倒的な戦力を持ち、統一に一番近い存在。さらに皇帝を支配下に置いているためその権限を使ってやりたい放題!!そんな「魏」は残念ながら今回はヒール(悪役)。曹操も才能のある人間でしたがその残忍さやずる賢さが強調されることが多く、昔からあまりいいイメージでは描かれません。
そんな彼は今回二つの目的で呉と蜀を攻めます。一つは天下統一。もう一つは女目当て。後で説明しますが周瑜の妻・小喬は絶世の美女と呼ばれていました。曹操はこの小喬を自分のものにしたかったのです。

そんな理由でピンチなのが呉。戦力的には二番手です。周瑜はこの国に使える武将でカリスマ的な存在でした。彼は荒くれ者をまとめ上げ、立派な軍隊をつくっていました。呉は気を抜けば魏に攻められてしまう。そんな状況が続いていました。

しかしさらにピンチな国があります。それが蜀。劉備玄徳が治めていますが魏との戦いに疲れ果て、国民はヘロヘロ状態…。そんな彼にある提案をする軍師がいます。それこそが金城武演じる諸葛孔明。戦術の才能に優れ、劉備が「お願い!ホントお願い!!」と頼みまくって仲間になってもらった人です。彼の提案は「本来敵である呉と協力して魏と戦おう!!」というもの。いわゆる「敵の敵は友だち!!」という作戦です。

そして周瑜と諸葛孔明を中心に呉と蜀の連合が成立。戦場は「赤壁」と呼ばれる場所。しかしそれでも曹操の戦力は圧倒的なものです。曹操軍80万人、船2000隻に対して連合軍は5万人、船200隻。知恵、勇気、友情、愛、それらを駆使して圧倒的な戦いに挑むのです。


以上、さらさらとまとめましたが、劇中にはさらにたくさんのキャラクターが登場します。自分のお気に入りの人物を探してみるのも楽しみの一つですね。



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