｢僕等がいた前篇｣それでも､永遠だと信じたかった――｡

【あらすじ】それでも､永遠だと信じたかった――｡

(2012/03/07)

舞台は北海道･釧路｡
高校2年生の高橋七美(吉高由里子)､クラスの3分の2の女子が好きになってしまうという矢野元晴(生田斗真)と同じクラスになる｡
人気者の矢野を､始めは｢意地悪でむかつく奴｣としか思えなかった七美｡
しかし矢野が時折見せる優しさや寂しげな表情にいつしか惹かれていった｡

そんな折､矢野の親友･竹内(高岡蒼佑)から､矢野の辛い過去を聞いてしまう｡
彼は中学時代に年上の恋人･奈々を交通事故で失っていたのだった｡

七美は思い悩んだ末､矢野に思いを打ち明ける｡
矢野も一途な七美に少しずつ心を開き始め､やがて二人は未来を約束する｡
｢約束して｡俺を裏切らないって｣――七美は矢野の過去をすべて受け入れる覚悟を決めたが､二人で過ごす幸せな日々は長くは続かなかった｡
矢野が突然の転校で東京へ行ってしまい､二人は遠距離恋愛になる…｡