37歳で医者になった僕〜研修医純情物語〜
[第3話]
祐太(草なぎ剛)は、すず(ミムラ)が働きたがっていることをしり、何とか辞めさせようとする。04/24放送
病院では、中島(鈴木浩介)と新見(斎藤工)から、末期膵ガン患者・木島啓一(甲本雅裕)に転院を勧めるよう命じられる。抗がん剤による苦しい治療よりも、予後をケアしてくれるホスピスが望ましいと先輩医師は言った。祐太としては、病院なのだから「最期まで診るべき」と考えたが…。
そんななか、祐太は、この転院が「ベッドコントロール」だと聞かされる。助からない患者を入院させている理由はないというのだ。患者よりもベッドの稼働率という考えに祐太は憤る。
助からない患者よりも、ベッドの稼働率だという。
祐太は木島と妻・美香(岩橋道子)へ説明に立ちあった。新見たちの冷たい言い方に、祐太は反感を覚える。そして、上司の指示を仰がずに、勝手に末期がん治療のできる転院先を探し始めた。
母校の大学病院で末期がん治療を行っていた瑞希(水川あさみ)は、病院と連絡を取り祐太に紹介する。
カンファレンスのとき、雄太は「新薬を治療に使いたい」と発言する。その薬は日本では認可されておらず、副作用の危険性も高いものだった。これまで10名に投与され、7人に効果があったものの3人は3週間以内に死亡していたのだ。
新見は「人体実験をするつもりか!」と怒鳴るが、佐伯(松平健)は「副作用の説明をして患者に決めてもらえ」と、祐太に告げる。
祐太の説明に、木島は“祐太が治ると言ってくれれば新薬を使う”と言われてしまう。さすがに「治る」とは言えずに祐太は悩んだ。
「治るとは答えられなかった」という祐太の報告に、森下は「賢明だ」と答えた。「医者の言葉には責任がある。それが分からないなら、明日から来なくていい」と森下は続けた。
私生活では、すずが「働きたい」といい続けていた。すずは、祐太が「大丈夫」と言ってくれれば、その言葉がお守りになるという。
そんなある日、木島が新薬の投薬を承諾する。
投薬を終えた祐太に瑞希が詰め寄った。「大丈夫と言ったのか」と…。瑞希は自分が13歳のときに母を病気で亡くした時の話をする。その経験から「軽々しく“治る”という医師が許せない」と瑞希は言った。
新薬の投薬によって腫瘍が小さくなり、状態は格段に良くなっていた。しかし、それから暫くして木島は亡くなってしまう。
じつは祐太は最後まで木島に「治る」と言えなかったのだ。「医者として、失格かもしれませんけど『治る』って言ってあげればよかった。お守りを渡せなかった」祐太は涙を流す。それを聞いていた瑞希は祐太のそっと名札を取ると、ポケットに閉まった…。
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キャスト
紺野祐太 / 草なぎ剛(くさなぎつよし)食品メーカーを30歳で辞め、医学部に入り研修医となる。
医療はサービスを信条に奮闘するが、赴任先でその行動が上司や同僚との軋轢を生んでしまう。
沢村瑞希 / 水川あさみ(みずかわあさみ)
祐太と同期の研修医。医学部を主席で卒業している。
研修医達のリーダー的存在で、祐太とは何度も衝突する。
本来は外科医を志望している。
葛城すず / ミムラ(みむら)
祐太の恋人。祐太とは食品メーカーで出会った。
7年前、祐太と旅行中に事故に合い腎不全に。
さらに事故のショックにより失声症となる。
森下和明 / 田辺誠一(たなべせいいち)
腎臓内科の権威。佐伯教授とは距離を置いている。
祐太が研修先にこの病院を選んだのは、森下の下で勉強したかったため。
職人肌で辛口だが、祐太の良き相談相手になる。
下田健太郎 / 八乙女光(やおとめひかる)
口達者で要領のいい研修医。一見チャラいが根は真面目で頭が良い。
特に目的も無く医学部に入学して医師となった。
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