同窓会〜ラブ・アゲイン症候群
[第1話]
04/22放送

宮沢一家は高級住宅地のマイホームから築25年の賃貸マンションへと引っ越そうとしていた。外資系企業に勤める夫・誠一郎(吹越満)がリストラに遭い、現在無職の状態なのだ。

妻・朋美(黒木瞳)が夫とともに引越しの準備をしていると、中学時代の同窓会の案内ハガキを見つける。開催日は…なんと今日だ。

こんな状態で同窓会へ行く気もなかった朋美だったが、誠一郎とのやりとりに腹を立てて出かけることに…。

会場で中学時代の同級生たちと再会する、朋美。
当時は勉強一筋だった西川陽子(斉藤由貴)はセレブな奥様になっていた。
女の子に人気があった大久保真一(三上博史)はジャーナリストとして活躍しているという。朋美が中学生時代に想いを寄せていた杉山浩介(高橋克典)は警視庁の刑事になっていた…。
ほかの友達とも言葉を交わし、当時のことを懐かしんだ。

2次会は同窓生の亀村太一(六角精児)が経営する居酒屋で催される。2次会に参加した人たちはお互いの近況を伝え合うが…。

その後、朋美たちを驚かせる出来事が起こる…。

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04/22 次回予告

キャスト
宮沢朋美 / 黒木瞳(くろきひとみ)
主婦。旧姓は愛川。

川崎市内の賃貸マンションに、失業中の夫・誠一郎、中学3年の長女、小学5年の長男と4人暮らし。
生活費を稼ぐため、大学病院の職員食堂でパートとして働いている。

中学時代はチアリーダーとして活躍、男子からの人気も高かった。
当時、杉山(高橋)とは相思相愛だったが、照れ屋で不器用な2人はなんとか互いの思いを伝えあっただけでつきあうこともなく、そのまま別離していた。

同窓会での再会をきっかけに、優等生・朋美の人生に異変が起きていく。
杉山浩介 / 高橋克典(たかはしかつのり)
警視庁捜査4課(「マル暴」担当)の刑事。
公務員宿舎に、専業主婦の妻・佳奈子、中学3年の長男・大地と暮らしている。

多忙な職務のため、家庭を顧みている時間はほとんどない。
家族サービスをしようと思っても約束を果たせないことが多く、妻から非難されてばかり。

仕事の現場では強面の暴力団連中に引けを取らない迫力で立ち向かっている。
不器用な性格で妻には反論もできず、ましてや朋美の前ではぎこちなくなってしまう。
西川陽子 / 斉藤由貴(さいとうゆき)
専業主婦。旧姓・権藤。
六本木ヒルズのタワーマンションに暮らしている。
夫・正隆はスタイリッシュな店舗展開で成功している外食グループのオーナー。

中学時代は勉強ひと筋の地味な少女でチャラチャラしたグループを嫌悪しており、特に軽薄な男子・大久保のことは大嫌いだった。

朋美とは家が近いこともあり仲がよかったが、ひがみっぽい陽子にとって、男子に人気のある朋美は嫉妬をあおる存在でもあった。
そして陽子もひそかに杉山に好意を抱いていた…。

猛勉強して私立の雄といわれる大学に進学してから陽子は変わり、以来、勝ち組の優越感に浸ってきた。
だが、夫が浮気相手に生ませた6歳の娘・真奈を育てていることは誰にも言えないでいる。
大久保真一 / 三上博史(みかみひろし)
大手新聞社発行の週刊誌デスク。
ハイセンスな部屋で優雅に暮らすバツイチ独身貴族。

有能な編集者で、女にモテ、何ひとつ不自由はないはずだが、説明のつかない物足りなさを感じている。
だが、そんな内面を知る人はおらず、周囲からは“かっこいいけど軽薄な男”だと思われている。

中学時代から、会話が面白い真一のまわりには女子の取り巻きが多く、二股三股は日常茶飯事。
一方で地味な女子からは敵視され、特に陽子は天敵だった。

今、45歳を迎えた彼の体は、深刻な病魔に冒されていたが、そのことを誰にも打ち明けられずにいた。
同窓会には、国土交通省勤務の元同級生・福島から大臣の収賄疑惑にまつわる情報を聞き出すために出席したのだが、中学時代、恋心を抱いていた朋美と再会して…。


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