名前をなくした女神
[第8話]
05/31放送

拓水(つるの剛士)のリストラ騒動がきっかけで侑子(杏)とケンカ状態になってしまった。両親の言い争いを聞いた健太(藤本哉汰)は2人に理由を尋ねてもちゃんと答えてくれずに誤魔化すばかり。「なんでも話すっていったのに」健太は子どもながらに傷つき、ひとり涙した。

私立小学校のオープンスクールの日、健太は「お受験したくない」と言ってしまう。その理由が先日の夫婦喧嘩にあることを知った拓水は、ちゃんと健太に説明する。拓水の話を聞いた健太は、再び私立入学を目指す事を決意する。

一方、ちひろ(尾野真千子)は参加せず、爽(長島暉実)と父・英孝(高橋一生)がふたりだけで出席する。ちひろを支えるべく、家事などに奮闘する英孝。明らかに依然の英孝と変わってきていた。「信じてくれないかもしれないけど、俺はセクハラなんてやってない。だから逃げる必要はない。ちひろ、お前もな」英孝はちひろにも、いたわりの言葉を投げかけた。

姑や夫の事で悩んでいたレイナ(木村佳乃)は、優しい言葉をかけてくれた結城(萩原聖人)にすっかり惹かれてしまっていた。レイナは結城に弁当の差し入れをしたり、手を繋いで歩いたりと、幼稚園の先生と保護者の関係を越えて会っていた。しかし、レイナが一線を越えることはなく、ある日、「ちゃんと母親に戻ります」と結城に宣言して別れる。


利華子(りょう)の夫・圭(KEIJI)は相変わらずフラフラしていた。真央(倉科カナ)がバイトをしているキャバクラにも頻繁に訪れていて、来店するたびに希希(=真央)に利華子の身内話をペラペラと喋っていた。

ある日、功治(平山浩行)が帰宅すると、ロビーにパジャマ姿でウロウロしている羅羅(谷花音)を発見し、家へ連れてくる。真央が夜の仕事をしている事を知ったレイナは、「無理しているんじゃない?」と心配するが、真央はレイナを憎く思った。

そんななか、真央はレイナと結城が手を繋いで歩いているところを目撃する。


夏休みが終わり、幼稚園も始まった。幼稚園バザーで保護者が盛り上がるなか、侑子は真央の不敵な笑みを目撃し不安に駆られる。

その直後、幼稚園のお母さんたちの携帯にメールの着信音が…。そこにはレイナと結城が手を繋いでいる動画が添付されていて、「不倫発覚。2人を追放しよう」というメッセージが書かれていた。思わず倒れそうになってしまうレイナ。運悪くそれを功治に見られてしまう。


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キャスト
秋山侑子 / 杏(あん)
明るくて物おじしない性格。
短大卒業後ハウスメーカーに勤務し、出産後も息子を保育園に預けて働いていたが、
不況のあおりでリストラに遭い専業主婦になる。
引っ越し先で初めてママ友ができ、息子のお受験を決意するが…。
安野ちひろ / 尾野真千子(おのまちこ)
専業主婦。夫から虐げられているもののそれを悟らせずに、
明るく元気で世話好きな幼稚園の役員ママ。
進藤真央 / 倉科カナ(くらしなかな)
ヤンキーママ。トラック運転手とできちゃった婚をして、18歳で娘を出産した。
オシャレに命をかける。
沢田利華子 / りょう(りょう)
侑子のママ友の一人。
ベビーグッズの輸入ネットショップを開設して、数人のアルバイト社員を抱える女社長。
本宮レイナ / 木村佳乃(きむらよしの)
生まれついてのお嬢様で、ベンチャー企業の社長と結婚し、
女性誌のカリスマ主婦読者モデルとしても取り上げられるセレブママ。
秋山拓水 / つるの剛士(つるのたけし)
侑子の夫。
侑子を温かい目で見守り、家族を何よりも大切に考える子煩悩パパ。
秋山健太 / 藤本哉汰(ふじもとかなた)
秋山家の長男。侑子と拓水の息子。

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