謎解きはディナーのあとで
[第2話]
寝坊した麗子（北川景子）は影山（櫻井翔）のリムジンで急いで警察へ。10/25放送
麗子の携帯に風祭（椎名桔平）から電話が入り、若林動物病院に直行するよう命じられる。
病院では病院長の辰夫（大和田伸也）が死んでいた。
死体のそばのワイングラスから毒物が検出され、風祭は辰夫の自殺と推測する。
帰宅した麗子は影山に事件について話し始める──。
辰夫が死んだ時、家には４人の家族がいた。
辰夫の弟の輝夫（飯田基祐）、長男の圭一（ムロツヨシ）、その妻の春絵（阿南敦子）、次男の修二（姜暢雄）。
辰夫が家政婦の雅美（春木みさよ）と再婚すると言い、家族会議が開かれていたのだ。
家族全員、雅美は財産目当てだと言って、結婚に反対。
辰夫はその後、行きつけのスナックに行っていた。
ママ（釈由美子）によると、辰夫は楽しそうにしていたが、カラオケを歌う時には泣いていたという。
その後、向かいの家の少年から話を聞くと、辰夫の部屋に火の玉が見えたという。
麗子が辰夫の死因は自殺だろうと言うと、影山は殺人事件だと言い放った。
麗子はまたも激怒するが、ひとまず影山の推理を聞く──。
犯人は辰夫にメッセージカード付きの毒入りワインを送った。
辰夫が死んだ後、犯人はメッセージカードを持ち去った。
だが、カードを探している時に落雷で停電になり、犯人はライターを付けた。
すると、テーブルの上に読みかけの本があり、このままでは自殺に見えないと気付く。
犯人はライターの火を頼りに、本を本棚へ戻した。
少年が見た火の玉は、このライターの火だった。
容疑者となる喫煙者のうち、輝夫はマッチ、圭一は100円ライター、修二はジッポを使っていた。
少年の証言によると、火の玉は長い間着いていたというから、ジッポの修二が怪しい。
影山はメッセージカードは、辰夫が読んでいた本のしおりになっていると言う。
麗子が調べると、確かにカードはそこにあった。
カードには辰夫と雅美の結婚を祝う、家族全員からのメッセージが書かれていた。
家族全員で、辰夫を殺すために仕組んだことだった。
ママの証言で辰夫が楽しそうだったと聞いた影山は、家族が結婚を祝福したふりをしたのだろうと推理したのだ。
影山の推理は的中。麗子は風祭（椎名桔平）に全てを報告する。
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宝生麗子に仕える執事兼運転手。雇われてかたまだ1ヶ月で、ダークスーツに銀縁眼鏡が特徴。
麗子から事件の概要を聞くと執事にあるまじき暴言を吐いて麗子を怒らせるが、麗子との会話を通じて事件を解決していく。普段は感情を表に出さない。
警視庁国立署に勤めている新人刑事だが、実は世界的に有名な企業「宝生グループ」の総帥の一人娘。
優秀な大学を優秀な成績で卒業した正真正銘のお嬢様。仕事では令嬢であることを隠している。
麗子の上司。現場に高級車で乗り付ける目立ちたがり屋。
自分が風祭モータースの御曹司であることをひけらかす。
麗子の本当の素性は知らない。
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Blau
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