ライアーゲーム
[第6話]
05/19放送

“ライアーゲーム”の敗者復活戦「リストラゲーム」に参加することになった神崎直(戸田恵梨香)。投票用紙に自分以外の5名の名前を記入していき、1時間毎に行われる10回の投票で最も票が少なかったプレイヤー1人が1億円の借金を背負って敗退となり、優勝者には賞金1億円と3回戦を棄権する権利が与えられる。また参加者には1億円分の“Mチケット”が配られ、その金額内であればプレイヤー同士で物が売買できるというルールだ。

ゲームは意外にも和やかな雰囲気で始まった。2回戦でみんなを裏切ったフクナガユウジ(鈴木浩介)をリストラすることで話しがついてるからだ。そこでフクナガは、メンバー同士でゲームにかける思いをアピールしようと言い出す。最後に直の番になるとフクナガは直に今までのゲームによる負債額を聞いてきた。直が正直に無いと答えた瞬間、参加者の目つきが変わった。多額の借金を背負っているプレイヤーたちは直に怒りの目を向け、フクナガの思惑通り直もリストラ候補となってしまったのだ。

孤立した直の元へフクナガがやってきて、手を組まないかと持ちかける。全部の回の投票でお互いが5票ずつ入れれば、一回目に5票取れなかった誰かがリストラされて自分たちは必ず勝ち残る。直は迷ったものの、フクナガの巧みな説得で手を組むことを約束する。


1回目の投票の結果、フクナガが10票、7名が5票、そして直は0票だった。結果に呆然とする直。またしてもフクナガに騙されたのだ。挽回を図ろうにもプレイヤーは誰1人として直の話を聞いてくれない。2回目、3回目の投票が終わっても直は0票のままだった。

フクナガは全員が確実に勝つには直を陥れるしかないと他のメンバーに提案し、お互いが裏切らないように違反すると1億円の罰金が発生するMチケットを契約書代わりに使ったのだった。プレイヤー全員、10回目まで誰に何票投票するかがMチケットで決められていることになり、直が勝つことは不可能なのだ。直に好意的なエトウコウイチ(和田聰宏)はそのことを話し、直に謝る。そこにフクナガがやってきてエトウを怒鳴りつけるのだった。

一方、秋山の前へ谷村光男(渡辺いっけい)が現れ、秋山が3年前に潰したマルチの代表者はダミーだったと告げる。怒りと驚きで立ち尽くす秋山。そこに何者かから電話がかかってくる。電話を取った秋山は、敗者復活戦の会場へと走りだした…!!

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キャスト
神崎直 / 戸田恵梨香(とだえりか)
女子大生で“バカ”がつくほどの正直者で、人を信じやすく超が付くほどのお人好し。
あと、困ったら泣くという秘かな得意技を持つ。
彼女の母親は直が幼い頃に他界。父親も末期癌のため、現在はホスピスで療養中。
その為、普段はほぼ一人暮らし状態である。
とあることがきっかけでライアーゲームに参加することになってしまったが、
父を心配させないためにもライアーゲームに勝ち、一日も早くゲームから抜けようと奮闘する。
そんな中、彼女は秋山という男と出会う。
この秋山との出会いが、直をライアーゲームの真髄へと向かわせるきっかけとなる。
秋山深一 / 松田翔太(まつだしょうた)
3年前に自分の母・秋山美智子を自殺へと追いやった巨大マルチ『集英商事』の復讐に燃える天才詐欺師。
詐欺師になる前は超名門の帝都大学で心理学を専攻する普通の大学院生だった。
とあるきっかけでライアーゲームに参加している直と出会うが、
彼女の性格が深一の母親と同じで正直者であるがゆえに、
ライアーゲームに協力する決意をする。
しかしそれも結局は母親の仇打ちの為であり、自らの策を成功させるために直を騙すこともある。
冷静な判断力で数々のライアーゲームに挑む。
エリー / 吉瀬美智子(きちせみちこ)
LGT事務局員。
各種ゲームの進行役を務めている女。
ゲームを進めるにあたり、冷酷な態度を取りながらもどこか直にプラスになるような行動を取る。
その理由は不明…。
谷村光男 / 渡辺いっけい(わたなべいっけい)
LGT事務局員だが、普段は警官として街のパトロールなどを行っている。
ライアーゲームの参加者を会場へ導くのがこの男の役割である。
さまざまな問題が起こるがその全てにこの男が絡んでいる。
日頃からエリーの行動には納得いかないことが多い。
謎の男・ハセガワ / 北大路欣也(きたおおじきんや)
ライアーゲームの主催者。
会場に姿を見せることは一切ない。
なぜ参加者に金の取り合いをさせるのか、なぜライアーゲームを開催するのかといった情報も一切不明。
どうやら彼の過去の出来事がライアーゲームの開催に関係しているらしい…。
塚原悠 / 鈴木浩介(すずきこうすけ)
本名はフクナガユウジ。友人・塚原悠の代理でライアーゲームに参加することになった。
特徴的な髪型からゲームの後半から“キノコ”と呼ばれるようになる。
大野亘 / 坂本真(さかもとまこと)
キャバクラのユミに金をつぎ込んでしまい残高がスッカラカン。
ゲームに勝てば大金が手に入ると自分の意思でゲーム参加を表明した。
外見が黒ブチメガネにマッシュルームカットとかなり濃いキャラだが、
完全に塚原悠の“キノコ”キャラと被っているため、亘は“チビキノコ”と呼ばれるようになった。
ヨコヤノリヒコ / 鈴木一真(すずきかずま)
深一の母親を自殺に追いやったマルチ集団の元トップ。
集団の頂点にいた男だが、大きな失敗をしたことで、
その罰として今回のライアーゲームに参加させられた。
同じライアーゲームに深一が参加していることを知り、
もう一度、深一を地獄に落して自分が這い上がろうと闘志を燃やすのであった…。

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