猿ロック
[第8話]
行方不明になっていたアヤを探していたサル(市原隼人)は、体育館の地下倉庫に閉じ込められ、倒れているアヤを発見する。09/10放送
アヤを救い出そうとしていると、背後からやってきた何者かに後頭部を殴られ、気絶してしまう。
気づくと、サルとアヤがいる地下倉庫にはいくつもの練炭が焚かれ、扉は施錠されてしまっていた。サル自身にも手錠が…。
朦朧とするなか、落ちていた針金を使い、手錠と扉の鍵を開場する。ところが外にはさらに南京錠が掛けられていた。何とか全ての鍵を開錠したサルは、アヤと一緒に外へと逃げ出た。
事件は学校内部の人間の犯行だと悟ったサル。しかし、どのようにして合鍵を作ったのかがどうしてもわからなかった。
そんなある日、バスケ部員がサルを訪ねてくる。捜査協力をしたいというのだ。彼女たちの話では、アヤは、以前に付き合っていた男につきまとわれ、大変だったらしい。以前は、とても明るい少女だったアヤは、それで暗いタイプの女の子になってしまった、と、部員の一人が話した。
それを聞いたサルは、犯人の正体に気づく。
サルはアヤにデートを申し込む。
海辺を歩く、2人。その様子を、誰かが遠くから監視していた…。
サルは犯人がバスケ部の部室の合鍵を作る方法に気づく。
犯人を現行犯で捕まえるために、サルたちはバスケ顧問の松永先生に、再度、錠前を取り替える事を提案する。もちろん、現行犯逮捕のためだ。
その罠にひっかかってやったのは、音楽の木村先生だった。
彼は、アヤが鍵で開錠するところを望遠レンズで撮影し、写真の形状を真似て合鍵を作っていたのだ。
実は、アヤは犯人を知っていた。アヤと木村は交際していたのだ。しかしアヤが良心の呵責に耐えかねて別れを切り出すと、木村は手のひらを返したように暴力を振り、アヤに付きまとうようになったという。
下着の盗難も、鍵を替えれば、そのうち諦めてくれるだろうと願っていたのだ。
どうして、アヤは木村のことを告発できなかったか…別れても木村のことを愛していたからだった。
7年前の事件も木村の犯行だった。
こうして事件は、サルたちの手で解決する。
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キャスト
猿丸耶太郎 / 市原隼人(いちはらはやと)通称サル。リツコと幼馴染。
母親を早くに亡くし、父親は失踪中。
猿丸ロックサービスの息子でピッキングの腕は一流。
普段は義理人情に厚い。
近所では人気者であるが、女好き。
リツコ / 芦名星(あしなほし)
煙草屋の娘で、サルとは幼馴染。
国立大学に一発合格した優等生。
気が強い。
サルを軽蔑しつつも面倒を見る。
山本 / 渡部豪太(わたべごうた)
サルの同級生で相棒。
ワルっぽくしているがダメダメ人間。
その上女好きときたから困ったものだ。
山田 / 高岡蒼甫(たかおかそうすけ)
交番の巡査で、サルの幼馴染。
リツコにずっと片思い中。
正義感が強い。
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