太陽と海の教室
[第1話]
夏を目の前にした3年1組の仲間７人組は夜の浜辺に集い、自分たちだけの卒業式をしようと花火を楽しんでいた。「高校生活はこれでおしまい。これで受験生になるんだ…」07/21放送
帰り道、凛久（北乃きい）と洋貴（岡田将生）は他校の生徒に呼び止められる。他校の生徒・末吉春臣（中村倫也）は、次々と洋貴に用事を命令する。そんな無理難題を薄笑いしながら引き受ける洋貴。それには事情があった。要求はさらにエスカレートし、しまいには、翌日に行われる水泳部対抗戦で「わざと負けろ」と言い放つ。
水泳部の対抗戦が行われる日、登校途中の凛久と洋貴は海岸で助けを求める声を聞く。「子供が波にさらわれた」そうなのだ。凛久と水泳部のエース・洋貴が海岸に急ぐと、別の人が救助に入っていた。荒波のなか子供2人を無事救出した、風変わりな男。その人こそ、湘南学館に新しく赴任した先生・櫻井朔太郎だった。
朝、体育館では神谷理事長（小日向文世）が訓話を行っていた。教師の柴草修平（八嶋智人）は3年1組新担任の到着を待っていた。新担任となるはずの榎戸若葉（北川景子）が若葉が体育館に入ると、3年1組の担任が発表された。長谷部校長（戸田恵子）が担任に指名したのはあの「櫻井」だった。
早速、櫻井の初授業が始まるのだが、その内容は進学校の生徒たちが今までに経験したことのないものだった。それは『睨めっこ』。最後まで目をそらさなければ「現代国語」で100点をやるというものだ。慌てた若菜は神谷理事長たちに報告。理事長一団が教室で櫻井を叱責するも櫻井は動じない。
最後まで睨めっこを続ける洋貴の携帯に電話がかかってくる。それは春臣からだった。春臣の父親は金持ちで、父親の会社の下請けを洋貴の父がやっていることから、洋貴は春臣に頭が上がらないのだ。
それを知った櫻井は「何でもやるから洋貴に関わるな」と春臣に言い出す。すると春臣は、長い石段奪取や砂浜でのボート引きなど、次々に無理難題を言いつける。しまいには一緒にいた「凛久の下着姿を携帯写メで撮らせろ」「そうすれば、二度と洋貴に関わらない」と言う。櫻井は「相手にするな」と言うと、「それなら洋貴の父さんの土下座写真を撮って洋貴に送りつけてやる。洋貴は驚いて溺れ死ぬかもな」と言い、洋貴の父親の工場へ行ってしまう。
それを見た凛久は「下着の写真くらいなんてことない」と春臣のところへ急いだ…。
工場では、洋貴の父に土下座をするように春臣が迫っていた。そこへ凛久が下着の写真を撮らせると春臣に言う…。そこへやってきた櫻井はチェンソーを持ってやってきた。そして、春臣の会社の看板を真ん中から切断してしまう。
「人間、“ここから先は妥協しちゃいけない”という部分というのが必ずあるんだ」「自分に誇りを持たなければダメなんだ」「金持ちだから勝ち組なんて、そんなのは違う。自分に負けないのが勝ち組だ!!」櫻井は熱く語る…。
焦った春臣が「お父さんに言いつけてこんな工場なんか潰してやる！」と言うが、洋貴の父は吹っ切れたように動じなかった「できるもんなら、やってみろ！」
水泳部はアンカー・洋貴の泳ぎで優勝する。
大喜びする一同。そんななか、理事長が冷ややかな視線を浴びせていた「この部もリストに入れておくように…」そう。理事長は偏差値向上の邪魔になるものは、すべて排除するつもりなのだ…。
09/22
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第1話
湘南学園に新しく赴任してきた教師。3年1組を担任。
“教師も公務員だ”という言葉は、この男には通用しない。
バカがつくほどの熱血教師。生徒ひとりひとりに対して真正面から向き合おうとする。
今どきの子ども達にとっては、ちょっとウザイかも（笑）
湘南学園3年1組の生徒。進学校には珍しい不良。
でも、群れるわけではなく、常に一匹狼と男らしい面も。
湘南学園3年1組の生徒。イケメンで女の子の憧れの男子。
学園だけでなく、他校の女子にもファンが…。
湘南学園3年1組生徒。なぜかトラブルに巻き込まれる、不運（？）な少女。
湘南学園3年1組生徒。学年で一番大人っぽいと言われている少女。独特の雰囲気があり、男の子から熱い視線を送られている。同級生の田幡から好かれている、けど…。
湘南学園3年1組の生徒。明るくて陽気なムードメーカー。同級生の矢嶋さんが好き。
湘南学園3年1組の生徒。進学校の生徒らしい（？）勉強に青春を燃やす優等生。
湘南学園3年1組の生徒。湘南にピッタリのサーファー。見かけよりもずっとチャラチャラしていなくて、黙々とサーフィンに取り組んでいる。
湘南学園3年1組の生徒。成績が優秀な生徒が集まる進学校の中でも、とりわけ成績優秀。学年トップの優等生。
とにかく美人な先生。出身校の東大では、元ミス東大として人気があった。
子どもの頃から頭が良くて、悩むことなく卒業。
親のコネで就職もスムーズに決まる、うらやましい人生を送っている。
教師の仕事に興味があるというわけでもなく、結婚退職するのが夢（!?）
湘南学園の教員。教科は数学で教育指導も担当している。
やたらと熱い櫻井をジャマな存在だと思っている。
湘南学園の理事長である。
高校が超進学校であることを誇りに思っており、生徒たちにはとにかく学業に専念して欲しいと考えている。子どもたちの生活より、まずは偏差値向上を希望している。
その為、櫻井朔太郎(織田裕二)の存在を快く思っていないのも事実。
一体この男の持っている本性は一体。
湘南学園の校長として働いている。
とても穏やかな人だが、校長であるにも関わらず権力が全く無い。
ファッションモデルとして活躍している女の子。
17歳の女の子。
自宅ではUFOや宇宙人と交信しているらしく(自称)、授業中は常に爆睡している。
周りは信じていないが本当に宇宙人と会話できるらしい。
伴野圭吾と共に、3年1組の学級委員長として働いている。
貴林優奈と共に、3年1組で学級委員長としてみんなをまとめる存在である。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011
