キムタクCHANGEが視聴率ランキング2位！08年ドラマ最高視聴率では!?

(01/01)

SMAP・木村拓哉主演の4月期月9ドラマ「CHANGE（フジテレビ）」の最終回が14日に放送された。

注目された視聴率は27.4％。

全回を通しての最高視聴率は､これまで2008年に放送されたドラマの中でも最高の記録となった。

ちなみに､これまでの最高記録は「ごくせん」初回の26.4％だった。

4話で19.3％と20％の大台を割り込み､キムタク月9としては視聴率の伸び悩みに苦しんだ。

一説によると､このドラマは視聴率対決で直接のライバルである「ごくせん」の数字を上回るだけではなく､全話での“20％超え”が課せられたハードルともいわれてきた。

しかし､3話連続で大台割れを繰り返すなど､キムタクドラマとしては異例の苦戦。

一時は「ごくせん」に追いつけないだけでなく､平均視聴率も大台割れするのでは？　といった時期もあったが､なんとか持ち直し､僅差の2位まで追い上げた。

終わってみると､17％､18％という回もあった「ごくせん」よりも､最低で19.1％とコンスタントに視聴率を稼いでいた「CHANGE」と木村は､やはり地力がある､ということか。

さて､ここで注目したいのは､「CHANGE」最終回の視聴率を巡る報道だ。

いまやスポーツ各紙を超える「御用報道」の騎手となった「oricon style」は､08年ドラマのトップ視聴率を記録したことをアナウンスすることに終始。これはジャニーズ事務所への配慮？　それとも“報道規制”？

4月期ドラマの平均視聴率ランキングで､「ごくせん」に破れ二位だったことや､その平均視聴率が21.7％と､キムタク月9としては低水準で､これまでの最低だった「エンジン」の22.4％を下回ったことや､30％を超えた回が一度も無かったことには一切触れていない。

そうしたデリケートな反応があることを考えると､この視聴率､各方面に波紋や禍根を残す結果になったようだ。（淺川）