小栗旬の恋人ドラマがついにスタート!!
(01/01)
何かと話題の夏ドラマがスタートを切る中、日本テレビの「正義の味方」が9日スタートした。

このドラマの見所はなんといっても、今、若手の女優の中で最も注目されている志田未来(しだみらい=15)と、そのスレンダーな魅力で確実にトップ女優としてのポジションを確立しつつある山田優(やまだゆう=24)の共演だ。

物語の概要をざっと説明すると……

主人公の女子高生・中田容子は、“世界は姉が回している……”と錯覚するほど、容子との間で絶大なる権力を持っている姉の存在の元で生活をしていた。

そんな有名大学を卒業し、エリート街道まっしぐらの姉・槇子は世間から「正義の味方」と呼ばれている存在。

しかし、その正体は「一日一悪」をモットーとする、まぎれもない悪魔のような存在だった。

姉に虐められながら高校生活を送る容子だったが、姉の結婚によりその生活が一変する…という物語。

志田が演じるのは、主人公・中田容子。

姉・槇子の一番の被害者で、彼女によっていつも不幸な目に遭っている薄幸な女子高生だ。

だが、そんな姉の元に育ったこともあって、雑草のように打たれ強い性格になってしまったという設定。

山田が演じるのは、容子の姉であり魔性の女である中田槇子。

私立大学を主席で卒業して、政務省に通う、誰もが羨望のまなざしを向けるエリート官僚の役だ。

「一日一悪」がモットーで、欲深く自己中心的で計算高い…という、容子に言わせれば「悪魔以外の何者でもない」という性格。

しかし、そんな悪事が、結果的にどういうわけか周囲に幸せをもたらしているため、人々からは「正義の味方」と呼ばれている。

これだけ聞いていても、なんだかおもしろそうだと感じてしまうのだが、それもそのはず。

この世界観は、集英社の「コーラス」で連載中の同名の大人気マンガを原作としているから。

まだ第一話を録画したまま見ていないという人のために、細かいあらすじに触れるのはここでは避けておくが、主演ふたりのコメントからも、そのおもしろさを垣間見ることができるので紹介しておこう。

「今回初めてのコメディなので少し戸惑ってしまう部分もありますが、楽しみながら撮影がんばっています。暑さを吹き飛ばすくらい、みなさんに笑って楽しんでいただけるドラマになればいいな、と思っています」と志田。

「世界は自分を中心に回っていると思っているくらい自己中心的な姉で、1日1悪、1日1回悪いこと、「悪」をするんです。優しさを微塵も出さずに悪魔を演じきりたいと思っております。最近では未来ちゃんをいじめて、未来ちゃんがちょっと悲しい顔をするところが快感になってきました(笑)」と山田。

俳優が演技をするときに、自分と同世代の演技は難しいとされているが、このふたりの場合はそんな心配はご無用のようだ。

初回を見る限りでは、少なくとも「いい役づくりしてるな」と実感した人も多いはず。

もしかしたら読者のみなさんの中にも、「困った姉」を持った人も多いかもしれないが、ここは志田の演じる容子のようにたくましく生きるためのヒントにしてみてはどうだろう?

もちろんその前に、そんなことをすっかり忘れて楽しんでしまえることうけあいだが。(古田鉄寿)
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