「アイリス」イベントでTBSが大失態!!「ファンクラブ席の用意忘れた」!?
(06/04)
1日、さいたまスーパーアリーナで起きたTBSドラマ「IRIS-アイリス-」イベントで大失態が起こったことが報道された。昼夜2公演計約3000人分のファンクラブ席が最初から存在せず、チケット購入者はステージから最も遠い4〜5階席に追いやられてしまったというのだ。
イベントごとは慣れているはずのテレビ局がなぜ、こんな信じがたいトラブルを起こしたのだろうか。
イベントには、アイリスに主演する韓国の人気俳優、イ・ビョンホンが出演。
韓流ファンの中高年女性が殺到した。
ところが、発売したアリーナの約1500席は「特設花道のため、初めから存在しなかった」ため、主催者は女性ファンの猛抗議にさらされ、2部とも開演が1時間遅れる事態になった。
主催者は、被害者らが昼の部の開演30分前に入場した際、初めて事態を認識した、というお粗末ぶりだったようだ。
被害者の訴えを30分以上放置した後、事情を知らない係員が拡声器で代替の3階席を案内をしましたが、当然ながら怒号が飛び交うことに。
さらに、誘導した3階に通じる階段は封鎖されており、通路のアルバイト係員が「4階、5階に行ってください!!」と大声で連呼するなど、会場は修羅場と化したのだという。
TBSはこれまでにも数多くのイベントを主催している。信じがたい凡ミスに、日本イベント産業振興協会の担当者は「プロにあるまじき前代未聞の大失態」と厳しく指摘する。
「一般論ですが、この手のイベントは複数回リハーサルを行います。それなのに、現場のイベント業者のステージプランとチケット販売を委託された業者の席割りの違いにディレクターが気づかなかったというのが、まず理解できない。
問題の座席群はファンクラブ向けで、タレントのプロダクションが間に入った可能性や急なステージプランの変更も考えられますが、当日まで事態を把握できなかったのは、下請け業者に完全に丸投げしていたとしか考えられません」
その後の対応も最悪で、被害者の一部がアリーナ席や花道脇に座り込み、誘導に素直に応じた観客との間にさらなる不公平を招いてしまうことに。
責任者はイベント中は一切顔を出さず、ビョンホンや司会のTBSアナが来場者に謝罪(これも可哀想なこと…)。
イベント終了後も、スタッフは「パンフレットをプレゼントするが返金はしない」「アイリスのホームページに謝罪文を掲載する。苦情はTBSに直接電話してほしい」と話すのみで、ついに『金返せ』コールが起きた。
前代未聞の失態について、イベントを主催したTBSは「席の移動でご不便をおかけしたお客様には、チケット代金の全額を返金させていただくこととしました」「深くお詫び申し上げます」とコメント。
一番近いファンクラブ席を高いお金を払っていったのに、4、5階へ追いやられてしまうとは、
どんなファンであっても許せない事態だろう。
足が悪く上の階へ昇れず、帰ってしまったお年寄りもいたとか。
ただでさえ低い視聴率のさなか、せっかく集まってくれたファンにまさかの「凡ミス」、この度のことではTBSにいい面は全くなかったと言えるだろう。
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