「崖っぷちのエリー」山田優が貧乏エピソード披露も、小泉孝太郎「僕はありません」
(07/20)
テレビ朝日系で7月9日(金)にスタートする新ドラマ「崖っぷちのエリー〜この世でいちばん大事な『カネ』の話」の制作発表記者会見が7月7日、都内のスタジオで行われた。

主演の山田優はじめ、塚地武雅、小泉孝太郎、田中要次、陣内孝則、渡辺えり等主要キャストが出席。

同ドラマは、人気漫画家・西原理恵子が壮絶な半生をつづったエッセーのドラマ化したもの。
高知のド田舎の貧乏な家に生まれた主人公・絵里子(山田)が、さまざまな困難に立ち向かいながらも漫画家として成功するために懸命に生き抜いていく姿を描くストーリーだ。

ドラマ初主演となる山田は「すごくまっすぐで、熱くてピュアな絵里子を演じていて、わたしもすごく前向きになれるので、見ている人の生きる活力になればいいなと思っています」と熱く語った。

元戦場カメラマンという役柄を演じる塚地は、
「エリーの隣に住む男ですので、恋の方はどのようになっていくのかというところが見どころのひとつなんじゃないかと…まぁ、たくさんドラマをやっていますけども、男役がブサイクっていうのは、ここだけだと思います」
と妙なアピールをして会場を笑わせた。

ドラマの物語にちなみ、各々の貧乏エピソードを問われた出演者たちは様々にコメント。

山田は「絵里子を演じていると、わたしは貧乏じゃなかったのかもしれないと思ってしまうのですが、沖縄から上京したばっかりの時は、給料日前になると電車に乗るお金がなくて、歩いて仕事に通っていました」と当時を振り返った。

一方、塚地も「お笑いを始めたころってライブが主体ですし…6年くらいは借金まみれで…」と今だから話せるエピソードを語った。

すると、雑誌の編集マン・平林を演じる小泉は、
「せっかく、塚地さんが、質問の流れにそって素晴らしいエピソードを話してくれたんですけど、僕は、まったく(貧乏エピソードは)ないですね」と完全否定。

まぁ、そうだよね。
会場は笑いに包まれ、塚地が「腹立つなぁ」とコメントしていたのが印象的な会見となった。

また、初主演を務める山田に、1話で車の爆発事故で死んでしまう父・正造を演じる陣内孝則。
「優ちゃんは、10年前から変わらなくて、初主演という作品に立ち会えるのは、すごいうれしい。現場でも明るくて、主役としての心構えがあったんだと思います。主役を張れるすてきな女優さんになったなと思いました」と先輩として温かいコメントを寄せていた。

山田優というと、筆者はお正月に小栗旬と一緒に海外から帰ってきた絵以来見ることになるんだけれども、
何と今回は主演。

第1話が「耳をすませば」と被ってしまうなど「ジブリ砲」が懸念されているが、一定の結果を出すことができるだろうか。

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崖っぷちのエリー〜この世でいちばん大事な「カネ」の話〜

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