松田翔太がガッキーに拒否られた?!「ワルボロ」舞台挨拶大盛況!!
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 公開前から大きな話題を呼んでいた映画『ワルボロ』が9月8日(土)、ついに公開を迎えた。初日第一回目の上映前の舞台挨拶には主演の松田翔太、ヒロインの新垣結衣、さらに福士誠治城田優木村了古畑勝隆途中慎吾ら共演陣、そしてメガホンを取った隅田靖監督が登壇。時間は朝9時だというのにもかかわらず多くの観客が来場し、会場は大きな盛り上がりを見せた。
 勉強一筋の優等生から、一夜にしてリーゼント、短ラン&ボンタンのツッパリに転向する"コーちゃん"が、松田の記念すべき映画初主演作における役柄。「この役を演じるに当たって、"刹那主義"ということを僕の中でテーマとしました。一つ一つのシーンにライブのような感覚で臨みました」。と松田。この思いは共演の俳優陣にも共有されていたようだ。松田の言葉を引き取って、"三中錦組"を率いるヤッコを演じた福士がこう続ける。「実は、一番最初の顔合わせのときに監督は、僕ら(男性陣)6人だけを残して消えちゃったんです。このおかげで頭のシーンから、みんな仲が良かったですね」。松田はこの顔合わせで「監督を先生だと思って、やりたいことをやりまくろう!」と呼びかけ、そこからせきを切ったように、みんなから次々と新しいアイディアが出されたという。隅田監督も、この個性あふれる俳優陣に大満足の様子で「スクリーンからみんながはみ出てくるかのような映画です」と笑顔を見せた。

しょーもない(笑?)"男子"たちの様子を楽しそうに眺めていた、紅一点の新垣。松田に対しては「意外とオープンな人でした」と、共演してみて感じた印象を話す。しかし「控え室でも意外と話しかけてくれましたし」となぜか"意外と"を連発。松田が「でも新垣さんは僕を受け入れてくれなかったのか、ギクシャクした感じは残ってて…。でもそれが演技の上では上手く作用したかなって。まあ計算通りですけど(笑)」とキメるも、新垣はあっさりと「私はギクシャクした雰囲気感じませんでしたけど…?(笑)」。なぜか2人は初日の舞台上でギクシャク? すかさず福士が観客に向けて「仲良いんです。本当は仲いいんですよ!」と必死のフォローに入り会場の笑いを誘った。

舞台挨拶の最後には松田から満員の観客に向けてメッセージが。「最近聞いてて悲しくなるようなニュースが多くて…もう悲しいニュースは聞きたくないんです。今日みなさんが『ワルボロ』を観て、一つ良いニュースが増えた、と友達に報告してくれたら嬉しいです」。この言葉に会場には、割れんばかりの拍手と歓声が鳴り響いた。

『ワルボロ』は全国にて公開中。
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