溝端淳平が語る!!｢ﾊﾁﾜﾝﾀﾞｲﾊﾞｰ｣で開花した役者魂!!
(06/05)
ﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞ｢ﾊﾁﾜﾝﾀﾞｲﾊﾞｰ｣で早くも主演を演じている溝端淳平｡その心境を語ったｲﾝﾀﾋﾞｭｰをお届け!!
Q.ﾃﾞﾋﾞｭｰから1年で､土曜ﾄﾞﾗﾏの主演､いかがですか?
もう､本当にありがたいことです! 最初､事務所の人から読んで感想文を書くようにって､『ﾊﾁﾜﾝﾀﾞｲﾊﾞｰ』の原作ｺﾐｯｸを渡されたんです｡それで､感想文を持っていったら｢これで､ﾄﾞﾗﾏの主演をやるから｣って言われまして｡まずは､ﾋﾞｯｸﾘですよ! もちろん､凄く嬉しいことではありますが､何より驚きました｡そこから少し時間が経って､いろんなことが頭をかけめぐるうち､だんだんとことの重大さを認識しまして…｡｢僕で大丈夫なんだろうか?｣と不安になったりもしました｡でも､とにかく､地元(和歌山)もﾋﾞｯｸﾘですよ(笑)｡
Q.家族や友人からの反響が大きかったんですか?
もう､本当にありがたいことです! 最初､事務所の人から読んで感想文を書くようにって､『ﾊﾁﾜﾝﾀﾞｲﾊﾞｰ』の原作ｺﾐｯｸを渡されたんです｡それで､感想文を持っていったら｢これで､ﾄﾞﾗﾏの主演をやるから｣って言われまして｡まずは､ﾋﾞｯｸﾘですよ! もちろん､凄く嬉しいことではありますが､何より驚きました｡そこから少し時間が経って､いろんなことが頭をかけめぐるうち､だんだんとことの重大さを認識しまして…｡｢僕で大丈夫なんだろうか?｣と不安になったりもしました｡でも､とにかく､地元(和歌山)もﾋﾞｯｸﾘですよ(笑)｡
Q.まさに熱演で管田を演じていますね｡
原作を読んだときに､菅田がちょっと自分に似ているなと思ったんです｡何かに打ち込むと周りが見えなくなるところとか､泥臭いくらいに熱いところとか､自分もそうありたいと思いますし､僕はそういう人が好きだから､菅田を魅力的な男だと思ったんです｡菅田以外の登場人物も､とにかくみんなが真剣に将棋に向っていく姿勢がいいなって｡これを映像にするのはきっと大変なことなんだろうけど､まずは僕がどれだけ菅田になり切れるかってことが重要だと思いました｡だから､全力投球でやっています｡毎日の撮影で体は疲れますけど､やりがいはあるし､生きている実感が凄くあります｡
Q.落ちぶれた26歳の役を､順風満帆の18歳の溝端さんが演じるわけですが､内面には共感できる部分があったのですね｡
僕はちょっと前まで高校生だったので､これまでの人生で菅田ほど追い込まれたことはありません｡だから､物心ついて以来､将棋だけをやってきたのにそれを奪われてしまった菅田の本当の気持ちというのは､理解できていないかもしれません｡実際､そこが役作りで一番､難しいところだとも思いますし｡だけど､将棋に対する菅田の熱い思いはよくわかるので､そこから想像を膨らませていかに彼が追い込まれているかってことを考えて演じています｡
Q.役作りのために､舞台となる秋葉原へも行ったそうですが､いかがでしたか｡
僕の周囲にｲﾝﾄﾞｱ派の友だちが少ないので､秋葉原にはどんな人たちがいるんだろうという興味で行ったんです｡そしたら､歩き方や動作に独特な感じがするというか､あんまり運動していないのかなっていう人が多かったですね(笑)｡菅田もたぶん運動はしてきていないだろうから､その人たちを見て､動きは参考にできると思いました｡実際､菅田の歩き方､振り向き方なんかは､ちょっと変わった感じにしてるんですよ｡
Q.研究熱心ですね｡
僕はまだまだ経験が少ないですし､ﾊﾘﾎﾞﾃでは絶対に通用しないと思っているんです｡芯までしっかり役を作っていかないと､すぐにﾊﾞﾚてしまうというか､見透かされてしまうだろうって｡今まで出演した作品のなかで､一番苦労していますけど､それは当然のこと｡台本を読む読解力もまだ足りなくて､一度読んだくらいでは､ｼｰﾝやｶｯﾄもｲﾒｰｼﾞなかなかｲﾒｰｼﾞできませんし､撮影中も前後のつながりを考えながら演じるってことができなくて｡連続ﾄﾞﾗﾏは､何話も同時進行していますし､ひとつのｼｰﾝを数日にわけて撮ることもありますよね｡数日空いてしまうと､｢あのとき､どんな気持ちだったけ?｣って､ﾃﾝｼｮﾝがわからなくなっちゃうこともあります｡
Q.演技だけでなく､将棋の対局もありますね｡
最初はまったく何も知らなかったんですが､今では基本の打ち方はわかりますし､将棋がいかに奥が深いｹﾞｰﾑかってことはよくわかります｡いやぁ､将棋は深いっす(笑)｡普段も､駒の形をした消しｺﾞﾑを持ち歩いていて､移動の電車のなかとかで触っています｡打ち方や手つきだけでも､ある程度さまになっていないと説得力がないですから｡撮影の合間とかに､将棋指導の先生にいろいろと聞くんですけど､とにかく凄いですよ｡｢これで､勝ちです｣って言われたので､｢何でですか?｣って聞いたら､何十手か先を教えてくれて､｢だから､勝ちです｣｢ｽｹﾞｰ!!｣って(笑)｡
Q.｢ﾊﾁﾜﾝﾀﾞｲﾊﾞｰ｣の見所はどこですか｡
いろんなところで言っていますが､ﾃｰﾏは｢逆転｣です｡落ちぶれて追い込まれた菅田が､必死になって這い上がろうとするその姿をまずは見てほしいです｡若いﾔﾂが背水の陣で必死になっている姿を見て､必死になることもいいなと思ってもらえたら嬉しいです｡今の時代は､必死に生きている人は｢ﾀﾞｻい｣と思われることもあると思うんです｡だけど､そんな人たちにも､きっと共感してもらえる本物の真剣さが菅田にはあると思いますので｡あとは､真剣勝負のなかに､ｵｯﾊﾟｲについての勝負があったりするところも面白いと思います｡ｵｯﾊﾟｲなんだけど､なぜか､ｴﾛじゃないんですよ(笑)｡それは本当にﾋﾟｭｱな思いで言っているからだと僕は思うんですけど…｡そして､豪華なﾚｷﾞｭﾗｰ出演者に加えて､毎回､登場する超豪華なｹﾞｽﾄのみなさんと､その方たちが演じる魅力的な役も楽しみにしていただきたいです｡
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