裁判員裁判、東京地裁で同一人物が異例の当選2回目

(12/08)
裁判員裁判、東京地裁で同一人物が異例の当選2回目

東京地裁で今月7日より行われている裁判員裁判で、裁判員選任手続きへの呼び出し状の送付対象者として選ばれたひとりが、以前にも呼び出し状を送付され、選任手続きに出向いていたことがわかった。同地裁の今年の裁判員候補者は約2万8000人、呼び出し状の送付対象者は各回80〜100人程度。今回が8例目の裁判員裁判で、同一人物が2回当選するのは極めて稀なケースである。

本来、裁判員選任手続きに一度出向いた候補者は、辞退を認められた場合を除き、その年の裁判員候補から外されることが裁判員法により定められている。しかし呼び出し状は選任手続きの6週間前までに送付するため、今回、同一人物に重複して呼び出し状が送付されてしまったとみられる。東京地裁は、2回目の呼び出し状に同封した質問票への本人の回答で経緯を把握し、2回目の呼び出しを取り消した。

同様の例として、10月に大津地裁で行われた裁判員裁判で裁判員を務めた人が、11月の2件の裁判員裁判でも呼び出し状を送付された件がある。
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