東大・一橋もお構いなし! 高学歴学生の就職浪人の実情を紹介!!

(12/15)
先の見えぬ不況に陥ってから久しいが、景気悪化の影響は学生の就活にも顕著に表れている。

大学3年生の秋、10月から本格化するのが一般的になった就職活動。
企業の就職情報サイトがオープンし、就職セミナーや合同企業説明会が始まる。
ここでは、高学歴ながら就職活動に失敗してしまった学生の実例をいくつか紹介していこう。

一橋大学に在籍する小峰さん(仮名)は、毎日2〜3社の説明会の予定で埋まっていたという。
大手企業の採用が本格化する4月。小峰さんは銀行や生命保険などの金融を中心に15社を受けた。だがすべて不合格。

「形のない商品をお客さまに提供する金融では社員こそが命。自分もその一人になりたい…」
これは小峰さんがある銀行の面接で言った志望動機。こう答えると面接官の顔はみるみるゆがんでいったそうだ。

「あまりに何も考えていない言葉に面接官があきれたんだと思う」
小峰さんはこう振り返った。

5月に入ると、周囲には内定獲得者が増え、焦りはさらに増す。
その後、10社ほど受けたがやはり全滅だった。

「自分は社会に必要とされない人間なんだ…」限界を感じ、就職留年を決めた。
「自分が何をしたいのかということよりも会社のネームバリューが大事だった。面接官にそれが見透かされていた」

今は生い立ちをまとめた「自分史」をつくっている最中で、就職活動に役立てると同時に、「これまで挫折もなく、たいした努力もしないでそこそこの人生を歩んできた」という自分を見つめ直す意味もある。

そしてこの12月、3年生に交じり「次の次の春」に向けた就職活動に奔走している。

東北大大学院2年の塩川さんも10月から大学3年生に交じり就職活動を再開させた一人。
前年度はゲーム関連の大手を中心に約30社受けたが、内定にはこぎ着けられなかったそう。

「悲しいと言うよりむなしい。学歴社会なんて、誰が言ったのか…」

ゲーム関連の会社を志望したのは、「ゲームが好きだったし、募集要項に『理工系』とあったから」。
「勉強をこなすように、就職もなんとなく決まるものだと思っていた。就活がこんなに厳しいなんて、誰も教えてくれなかった…」

来年は大学院に留年するか、大学院を出て就職浪人するか、まだ決めていないそうだ。

さらに、日本一の高偏差値を誇る東大の文系学部4年の八木さんは、外資系金融企業への就職を目指し、昨夏には企業のインターンシップにも参加。しかし、未曾有の不景気、採用人数は絞られ「そっけない対応だった。」

八木さんは、大学院に通いながら就職活動を続けることにしたという。「金融に固執せず幅広く受ける」という。

数年前の売り手市場はどこへやら、今や就活は買い手市場。
企業が学生を選ぶ時代。本当に能力の高い学生しか生き残れないのが現実だ。
学生に人気のある運輸系企業の採用担当者は「大学名はある程度参考にするが、それだけではダメ」と語る。

「成功体験よりも苦労や挫折した経験のある学生がほしい。そういう人は自分で考え、行動し、課題を乗り越えていく力があるからです」

昔は東大・京大・一橋といえば、日本トップ3と言われ、官僚にもこの3大学の卒業者が多数存在する。
就職も安泰と言われた。しかし今はもっと本質的な物が求められている。
▼他の最新ニュース
▼関連ワード
就活 不況 就職活動 高学歴 偏差値 面接
▼ニュース検索


最新時事ニュース
芸能ニュース

サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]

JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau