なか卯牛丼並40円値下げ! 客はうれしい牛丼価格割れ止まらず

(12/21)
大手牛丼チェーン「なか卯」は21日、
牛丼並の定価を40円値下げとなる350円にしたことを発表した。

これは同じゼンショーグループの「すき家」が、
今月7日から牛丼並の定価を50円値下げした280円にしたところ、
客数が2〜3割ほど伸びたという予想以上の良い結果を受けての対応とのこと。

今後はなか卯でも客数の増加を狙っていく方針だ。

それにしてもここのところ「なか卯」「すき家」をはじめとした牛丼業界で値下げが激化している。
別グループ会社で店舗数業界3位の「松屋」も今月3日から並盛りの定価を60円値下げした320円で販売しているのだから間違いはない。

これはスーパーマーケットを中心に200円台で買える弁当に人気が集中。
今まで安さを売りにしてきた牛丼の影が薄れていってしまっていることを問題視し、
各店舗がその対応に乗り出しているからだ。

安くて当たり前の牛丼業界。
このまま安さだけを追求していくのには限界が見えている為、
今後は安さ+αが必要になってくることは間違いない。

果たして牛丼チェーンはどのような面白い手を打ってくるのか。
そして反撃を図る「なか卯」は今回の値下げで客数を伸ばすことができるのか。

お客にとってはうれしい、お店にとっては辛い牛丼聖戦は今後も続く。
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