ウィル・スミス、ガソリンスタンドでファンに「お願い、10ドル貸して！」

★ウィル・スミス、ガソリンスタンドでファンに「お願い、10ドル貸して！」(2016/12/12)

このほど、アメリカ人俳優ウィル・スミスが人気番組に登場。そこで「有名であることを負担だなんていう人も多いけど、俺は自分が有名人ってことが超好きなんだ、ワッハッハ！」と豪快に笑い、「有名人で良かった！」と痛感したというある出来事を振り返った。
『ジミー・キンメル・ライブ！』に出演したウィル・スミスは、自分が“誰もが知る有名人”であることに言及。「今も嬉しくてたまらない」「みんなに俺だって気付いて欲しいね」などと語り観客を爆笑させ、「有名人で良かった」と改めて感じたという出来事をこう明かした。

「家から車で30分ほど走って、ガソリンスタンドに寄ったんだ。でもちょうど財布を持っていなくて。」

その時ウィルは家族に電話をかけようと思ったが、遠すぎることもあって「親切なファンが近くにいないだろうか」と周囲に目を向けたそうだ。

「そう、すると向こう側に36歳くらいの男性がいてね。こう思ったんだ。“きっとあの男は（俺の出ていたシットコム）『The Fresh Prince of Bel-Air』のファンだ！”って。そういうファンって、見たら分かっちゃうんだよ！」

そこでウィルは、ウィンドウを下げて男性の方に笑顔を向けたのだ。すると案の定「ウィルさんですか？」「写真を撮ってもいいですか？」とリクエストされ、ウィルは「チャンス！」とばかりにこう答えたという。

「ああ、いいぜ！　あと俺、10ドルほど必要なんだ！」

これを聞いた男性は快く10ドルを差し出してくれたといい、ピンチを切り抜けたウィルは「電話番号を教えて」「お金を送るから」と話したのだそう。すると男性は「いや、結構です。差し上げます」といい、返金の申し出を受け入れなかったという。この日のことをとても嬉しそうに語るウィルに、スタジオのファンは大爆笑。「気さくで面白い」「ウィルは超最高」という声が改めて多くあがっているが、最高なのは親切にもウィルを助けてくれた男性ファンである。