★ジェシカ・シンプソンの父「ステージ4のがんを完全に克服した」(2017/08/02)

歌手として大ブレイクし、現在はファッション業界での成功により大変な資産家となっているジェシカ・シンプソン。彼女の父ジョーさんが、ステージ4のがんを克服し「今はがんと無縁だ」と完全勝利宣言で世間を驚かせた。

前立腺がんを患い、治療を受けていたジョー・シンプソンさん。まだ59歳と若いジョーさんがこのほどあるパーティに出席し、そこで『Us Weekly』の取材に応じこう語った。

「そう、カムバックってことですよ。」
「私の場合、(治療は)ステージ4でのスタートだった。それが今ではがんとは無縁の体なのです。」

がんの中でも前立腺がんは進行が遅いと言われ、治療の効果を期待できるケースが多い。しかしステージ4以上、つまり遠隔転移した状態では手遅れになってしまうケースもあるというが、ジョーさんは治療の効果が抜群に良かったようだ。また治療を終えたのは3月の半ばで、その時点で情報筋からはこのような証言が浮上していた。

「バッチリうまく行ったんです! がんも消え、彼の調子はすこぶる良好ですよ。」
「子ども達も大喜びしています。再発の可能性は消えませんが、医師団も彼については楽観視しています。」

最近では、俳優ベン・スティラーも前立腺がんだったと告白。がん宣告を受けたのは48歳の頃で本人も非常に驚いたというが、簡単な検査で分かるがんだったこともあり公表を決めたという。

「そう、話しておきたかったんだ。なぜなら(前立腺がんのスクリーニング検査である)PSA検査のおかげで命が助かったと感じているからさ。」
「このがんは治ることが多いんだ。」

がんは確かに恐ろしい病気だが、早期発見・早期治療で完治も可能な時代になった。前立腺がんについては食事の欧米化にともない日本でも増加しているとのこと。ベンのいう「PSA検査」は非常に手軽に受けられる前立腺がん検査で、50歳を過ぎたら年に1回、またこのがんを患った家族がいる場合には40歳からの検査が推奨されるという。

がんに命を奪われるセレブもあとを絶たないが、克服し「ぜひ検査を!」と声をあげるセレブも確実に増えてきた。自分のためや家族のためにも、定期的に検査を受けるよう心がけたい。

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