最新版｢ミシュランガイド東京｣が間もなく登場!!　東京のランクは不変!?

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世界一の権威を誇るレストランガイド､ミシュランガイド｡

賛否両論の中､日本に上陸して早2年となる｡

その最新版となる｢ミシュランガイド東京2010｣が発売される20日に先駆け､17日午後､新たな星付きレストランが発表された｡

注目の三つ星は前年の9軒から11軒に増え､新たに居酒屋､焼き鳥店､串揚げ店､精進料理店も加わっているという｡

2010年版には全部で144軒の星付きレストランが掲載され､今年も東京には世界で最も多くの星が輝いた名誉ある状態になっているそうだ｡

ミシュランガイドの総責任者､ジャン=リュック･ナレ氏は次のように語る｡

｢今回はレストラン197軒､ホテル37軒が掲載となった｡そのうち約40軒が新しく加わった｡東京は合計261の星を獲得し､2位以下を大きく引き離して世界一の星の数となった｡旅をしてでも訪れる価値のある三つ星店は11軒で､これも世界一｡2010年版では3軒の新しい三つ星が生まれた｡二つ星は42軒で､居酒屋､串揚げ､焼き鳥の3つのジャンルも新たに掲載した｡また､江東区と文京区を新たに調査する地域に加えた｣

例年と同様､覆面調査員が東京都心の店を調査｡

2区増えたため､調査対象は15区となった今回｡

新たに三つ星に加わったのは､二つ星から繰り上がった｢えさき｣｢鮨さいとう｣｢幸村｣の3軒｡

一方､｢濱田屋｣は三つ星から二つ星に降格した｡

一つ星から二つ星に昇格した店は８軒で､一つ星に初登場した店は42軒に上った｡

二つ星に落ちた濱田屋の担当者は｢うちは今までどおり皆さまに満足していただけるようサービスする所存です｡(星が減った理由は)三つ星をいただいたときと同じく思い当たることはありません｣と語った｡

東京の実力が改めて思い知らされる一冊だ｡(古田鉄寿)

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