｢自殺サイト｣で練炭自殺｡嘱託殺人未遂容疑で｢見届け人｣を逮捕!!

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インターネットの自殺サイトを巡る保護責任者遺棄事件で福岡県警は24日､｢見届け人｣として自殺願望のある男性を殺害しようとしたとして､福岡市の大学4年生､清水孝被告(24)=保護責任者遺棄罪で起訴=を嘱託殺人未遂などの疑いで再逮捕した｡

清水容疑者は｢大学を留年して将来に展望が開けず､自殺サイトにアクセスするようになった｣と供述し､容疑を認めているという｡

男性と一緒に無職田中秀和容疑者(27)､住所不定の無職少女(19)を再逮捕､同県久留米市､家政婦中嶋由香里容疑者(37)を逮捕した｡

清水容疑者の逮捕容疑は､9月19日午前0時半ごろ､自殺サイトで知り合った東広島市の男性(30)を福岡県矢部村の車内で練炭を燃やし､一酸化炭素中毒で殺害しようとしたとしている｡

また､他の3容疑者は､男性や互いの自殺を手助けしたとしている｡男性は生き残ったが､重い脳障害が残ったという｡

県警によると､清水容疑者は大学を留年して両親から叱責され､7月に家出｡

携帯電話などで自殺サイトにアクセスするようになり､9月14日に熊本県の阿蘇山で田中容疑者､無職少女と練炭自殺を図ったが失敗した｡

清水容疑者は｢次は確実に死ねるように｣と､医師が処方した睡眠薬を持つ自殺志願者を募り､中嶋容疑者が応じた｡

その後､清水容疑者は男性を含めた4人は集団自殺を計画したが､清水容疑者は次第に自殺する気が薄れ､睡眠薬の数も足りなかったことから､男性が車内に入るのを確認した後､現場を立ち去る｢見届け人｣になったという｡(松野)

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