間寛平は立ち止まれない!? 前立腺がんを推して走らされている裏事情とは!?

マラソンとヨットで世界一周する｢アースマラソン｣に挑戦中のお笑い芸人･間寛平(はざまかんぺい=60)｡

その寛平が13日､同マラソンの公式ブログで前立腺がんであることを明らかにした｡

寛平によると､昨年12月にトルコで前立腺がんの早期発見の検査をして判明したとのこと｡

となると､｢アースマラソンは継続できるのか?｣が気になるところだ｡

だが､現地の医師らと検討の結果､注射と薬でがん細胞の活動を抑えるホルモン療法をしながらマラソンを継続することになったという｡

このことについて寛平がコメントした｡

｢ひょっとしたら死ぬんかなあと思った｡でも､この病気と走ることは別もんやと聞いた｡一日も早くゴールして､病気を治すように頑張って帰ります｣

すでに還暦を迎えている寛平にとってあまりにも過酷なチャレンジだった｡

同マラソンは昨年12月に大阪をスタートし､陸上2万キロ､海上1万6000キロをランニングとヨットで11年春まで約2年半かけてノンストップで地球を横断｡

｢12年に迎える所属の吉本興業の創業100周年記念事業だから､間は何があってもゴールするつもり｡会見や日々更新するブログからは決死の覚悟が伝わって来る｣(芸能記者)

所属する吉本のお家事情のみならず､他にも間が走り続けなければならない理由があるという｡

｢とてつもなく金がかかるビッグプロジェクトだから､トヨタ自動車がハイブリッドカーを提供したり､KDDIが位置確認システムを提供したり､名だたる企業がスポンサーについている｡もはや､スポンサー企業の意向が無視できず､間ひとりの意志で挑戦をやめるわけにはいかない｡｢走っている｣のではなく､｢走らされている｣のが現状｣(広告代理店関係者)

まだゴールまでは1年以上｡

治療によって回復しながらゴールしても､その後の間の体調については誰も保障してくれない｡

スポンサー企業のご機嫌よりも､ひとりの偉大な芸人のほうが心配だ｡(古田鉄寿)