セックス依存症のウッズが会見｢不貞をわびたい｡復帰はいつか分からない｣

"セックス依存症"のウッズが会見｢不貞をわびたい｡復帰はいつか分からない｣

(02/20)

不倫スキャンダルで大会への出場を自粛､セックス依存症の治療を受けた男子ゴルフのスター､タイガー･ウッズ(34)が19日(日本時間20日未明)､米フロリダ州のゴルフコースにあるクラブハウスで､一部メディアを対象に会見を開いた｡

会見に参加したAP通信は､

｢ウッズ選手は『自分の不貞と無責任な行為をわびたい｡私はいつか(ゴルフ界に)戻りたいが､いつになるかは分からない』と語った｣

と伝えた｡

昨季米男子ツアーで２年ぶり９度目の賞金王を獲得したウッズは､昨年11月に米フロリダ州内にある自宅前で自動車事故を起こした｡

事故原因報道などに端を発し､米メディアは､ウッズ選手と複数の女性との不倫疑惑を報道｡

昨年12月11日にはウッズ選手が自身の公式Webサイトで不倫を認めて謝罪｡

無期限での大会出場自粛を表明していた｡

ウッズが公の場に姿を現したのは約3カ月ぶり｡

この日の会見にはAP､ロイター､ブルームバーグの各通信社と､ウッズ側が依頼したゴルフ担当記者ら約40人が参加した｡

APによると､ウッズの母親は姿を見せたが､エリン夫人が出席したかどうかは明らかではないという｡

近くのホテルに集まった報道陣には映像が公開されたほか､動画配信サービスのUstreamを通して全世界に同時中継されたことも話題となった(淺川)