押尾学被告の控訴に両親が反対!? 裁判のウラで家計は破産寸前の危機!?

合成麻薬MDMAを一緒にのんだ女性を救命せず死亡させたとして、保護責任者遺棄致死罪などに問われ、懲役2年6月(求刑懲役6年)の実刑判決を言い渡された元俳優・押尾学(おしおまなぶ=32)被告。

刑が軽いとの声が出ているように、押尾被告にとっては勝ちに等しい判決。
しかし、押尾被告はあくまで無罪を主張し即日控訴した。

その背景には、自身の保身だけでなく、押尾被告を金銭面で支える両親の存在があるようだ。
『女性自身』が報じている。

板倉宏日本大学名誉教授は芸能人初の裁判員裁判を振り返り、
「この裁判全体の印象を言えば、押尾劇場を演じ続けたといえますね。被告の態度も予想されたとおりでした。彼は俳優ですから、自分のシナリオがあったと思います。裁判員に自分はそんな悪い人間じゃないとか、身振り手振りを交えて訴えていましたから」(本人談:女性自身)
とコメント。

即日控訴した押尾被告の控訴審は、3ヵ月後ぐらいからはじまるという。

無罪を訴える押尾被告の戦いはまだまだ続きそうだが、その裁判費用を捻出しているのは年老いた両親。

「彼のお父さんは東京六本木にある高級レストランに勤めていました。昨年の出廷後にはお店に迷惑をかけるからといっていたので、今も同じ職場にいるかわかりません。だけど、彼が働かないと訴訟費用も工面出来ませんからね。母親も自宅近くでなれないパートに出ています」(押尾被告の知人:同)

有罪となった訴訟費用はすべて被告側の負担。
それだけに是が非でも無罪を勝ち取りたいという思いが押尾被告にはあるようだ。

また、板倉名誉教授によると、押尾被告は弁護士を4人つけており、
「最高裁まで含めると、費用は最大1千万円前後になるのではないでしょうか?担当弁護士も、この仕事にかかりきりならば相当の額を頂かないといけません」(板倉名誉教授:同)
というから、両親の負担額は半端なものではない。

さらに、亡くなった田中香織さんの遺族からも、民事訴訟で賠償金を求められる可能性ある。
つまり、押尾被告が法廷で無罪を叫べば叫ぶほど、両親の生活は苦しくなるようだ。

押尾被告本人は、逮捕前にピーチジョン社長・野口美佳のヒモとして生活していたようなので、金を持っているとは考えにくい。
バックに付いているといわれていた多くのスポンサーも、逮捕を機に離れていっただろう。

まさに四面楚歌の押尾被告。
頼みの両親も、有罪を受け入れることを願っているかもしれない。(伊原)


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