南極大陸」の主題歌が売れなかった中島みゆき、「キムタクはもうダメ」と恨み節!?
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多額の制作費をかけ、出演者・スタッフ一同気合い十分で撮影に臨んだ割には平均18.0%と期待はずれの視聴率に終わった昨年10月期のドラマ『南極大陸』(TBS系)。
ドラマのために書き下ろしたという新曲を主題歌に提供したベテランシンガーソングライター・中島みゆき(なかじまみゆき=59)もこの結果に落胆、主役を演じた木村拓哉(きむらたくや=39)に対して思わず「ダメじゃん」と漏らしたという。
『週刊文春』が報じている。

中島が今回満を持して主題歌に提供した『荒野より』は、映画『ゼロの焦点』主題歌となった『愛だけを残せ』以来、約2年ぶりにリリースした41枚目のシングル。

「TBSは、中島に『キムタク主演の大型ドラマにふさわしい名曲を作ってください』と依頼。彼女はドラマの内容に合わせて、特別に新曲を書き下ろしたのです。南極に残された犬をイメージした歌詞で、震災復興のメッセージも込められた、彼女の独特の世界観が伝わる、いい楽曲です。本人は南極観測船『宗谷』と『荒野』で言葉をかけた、と語っていました」(レコード会社:週刊文春)

1975年にデビューした中島は、実はオリコンランキングで4つの年代にわたってシングルチャート1位を獲得した唯一のソロアーティスト。
1970年代には5枚目のシングル『わかれうた』、1980年代には11枚目のシングル『悪女』、1990年代には『空と君のあいだに』『旅人のうた』、2000年代には『地上の星』でそれぞれ大ヒットさせている。
2010年代にリリースする最初のシングルとして、中島自身もやる気満々だった。

「みゆきさんは『地上の星』を上回るヒットが見込める作品に仕上がった、と自負していました。今回も相当力をいれていましたからね。普通に考えれば大ヒット間違いないのですが…」(音楽ライター:同)

しかし10月26日にリリースされた『荒野より』の売上は僅か2万枚にも及ばず、週刊シングルチャートでも最高位11位とトップ10に入ることすら出来なかった。
CDの売れないこの時代、名の知れたアーティストのシングルがトップ10に入らないというのは稀だ。
同タイトルを付けたアルバムも5万枚程度しか売れず、中島のショックは大きかったに違いない。

そして昨年末ドラマの放送が終わる頃、中島は「キムタク人気なくなったよね、もうダメじゃん」(引用:同)と周囲に思わず愚痴ったという。
さらに2006年に自身のアルバム用の楽曲だった『宙船』を提供した同じジャニーズのTOKIOを引き合いに出し、
「彼らは、私の作った『宙船』をちゃんと歌えているから、素晴らしい。すごく難しい曲なのに、きちんと自分たちの歌として表現できている」(同)と賞賛したとか。

プライベートは謎の多い中島だが、親交のあるアースティスト仲間の間では毒舌で知られている。
特に互いにライバルとして意識し、長い付き合いのある松任谷由実(まつとうやゆみ=58)との会話では「バカヤロー」などと平気で口にするサバサバとした性格だ。

彼女が木村の妻・工藤静香(くどうしずか=41)とも仲が良いことからも分かるように、あくまで冗談交じりで木村を皮肉ったに過ぎないと思われるのだが…、果たして中島の本音はどうなのか。(高橋)


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