カワイイ区の内部文書が流出! 篠田麻里子側の提案電通に987万円の税金投入!
(02/20)

福岡市がPR活動の一環としてホームページ上に開設した仮想の行政区「カワイイ区」の区長を退任したAKB48・篠田麻里子(しのだまりこ=26)。

「カワイイ区」の発端は篠田と福岡市長の会談。
福岡をファッションで盛り上げたいという篠田の"思いつき"がキッカケで実現したものだという。

同企画には全国から4万人が参加していたが、一部市民から、
「男女差別を助長する」
と批判を浴びた。
これを重く受け止めた市戦略広報課は、篠田を区長から退任させている。

ゴタゴタが続く中、追い打ちをかけるように内部文書が流出している。
流出したのは、市側と篠田マネージャーの電話でのやり取り内容、電通との契約にあたって市内部で作成されたチェックリストなどだ。

電話でのやり取りでは篠田側が、
「(カワイイ区の委託契約は)東京の電通にお願いしたい。
そうでなければ、なかなか前に進まないだろう」
と市側に持ちかけていた。

そして電通との契約にあたって市内部で作成されたチェックリストには、
「篠田麻里子事務所(サムデイ)からの指定」
と記載されている。

この後、電通が提出した見積書通りに、市は事業費の設計見積りを作成し、987万円の税金を投入した。
設計見積りでは、「ホームページデザイン」に70万円、「ロゴ作成」に10万円、「篠田区長の写真・動画撮影、連絡調整等」に80万円など、細かい金額が記載されている。

このような大金を投じて、完成したホームページでは、
「都市がカワイイ」
「食がカワイイ」
「ファッションがカワイイ」
など、"カワイイ"ことを強調した福岡市が紹介されている。

市戦略広報課は、篠田の区長退任理由について、
「このような議論と直接関係のない篠田さんに迷惑を掛けるわけにはいかないと判断しました」
とコメントしていた。
しかし流出した文章からは、主導していたのは篠田の所属事務所・サムデイと電通ということが浮かび上がっている。

一連の問題に世間からは、
「市とAKBと電通はズブズブの関係」
「1000万円以上になると入札案件だったんじゃないか」
「税込でギリギリ1000万円未満にした可能性がある」
などの意見が挙がっている。

篠田の"思いつき"を電通主導で企画し、市は同社の言い値を税金で支払った。
彼女は「カワイイ区」の宣伝役を無償で務めていたというが、陰ではオイシイ思いをしたものがいるようだ。(石森)


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