プロボクサー俳優･大和武士こと江口義光が覚せい剤で逮捕! 過去には殺人未遂事件も!

元プロボクシングの日本ミドル級チャンピオンで俳優としても活躍する大和武士(やまとたけし=47)が､覚醒剤取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されていたことが分かった｡

警視庁渋谷署によると､10日午後5時頃､渋谷区道玄坂の路上にいた大和武士こと本名･江口義光(えぐちよしみつ)を警察官が職務質問し､尿検査の結果､覚せい剤の陽性反応が出たため緊急逮捕したという｡
覚せい剤や注射器は所持していなかった｡

この件に関して江口容疑者は､
｢身に覚えがない｣
｢昔は覚醒剤をやったが今はやっていない｣
と容疑を否定しているという｡

江口容疑者は､岡山県の少年院で読んだ『一瞬の夏』がキッカケで､ボクサーになろうと決心し上京｡
1988年3月に日本ミドル級チャンピオンになった｡
その後､ボクサー映画『どついたるねん』で俳優デビューし､1991年には映画『鉄拳』で日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得している｡
1992年にボクサーを引退してからは､『修羅がゆく』『新･仁義なき戦い』などのヤクザ映画で活躍した｡

しかし､2008年8月､東京･目黒区の寿司屋で起こした殺人未遂事件から､彼は転落人生を歩むことに｡
当時酒に酔っていた江口容疑者は､連れの女性と店内で口論になり､店主から｢迷惑だから帰って欲しい｣と注意され逆上｡
カウンター越しに刃渡り17.5センチの出刃包丁を奪い､｢殺すぞ!｣などと詰め寄り､顔を10数発殴るなどの暴行を加えた｡
目撃者によれば､現場は壁や床に大量の血が飛び散るほどの凄惨な状況で､周りの人々も｢殺されるかも｣と近づけなかったという｡
この事件で江口容疑者は傷害と暴力行為法違反の罪で懲役1年6月､執行猶予4年の有罪判決を受けている｡(石森)