南果歩、「私は在日韓国人」カミングアウトが国際映画祭で大絶賛!

先日開かれた「第19回釜山国際映画祭」は、俳優・渡辺謙が日本人として初めて開幕式の司会に起用された。韓国では相変わらず反日感情が収まる気配が無いが、同イベントでは渡辺謙夫妻のおかげで"友好ムード"すら漂ったという。『東京スポーツ』が報じている。

開幕式で韓国のトップ女優ムン・ソリと共にステージに上がった渡辺謙はハングル語で「プサン、チェゴ(=最高)!!」と叫んで観客の心を掴んだ。
さらに、「アジア映画の窓」部門に正式出品した『さよなら歌舞伎町』に出演する妻・南果歩がレッドカーペットを歩いている時には、ムン・ソリが「南の母親が釜山出身」と紹介したという。

「毎年、祖父母のお墓参りに釜山経由で来たり、この街自体に愛着があるので『さよなら歌舞伎町』を公開前に釜山国際映画祭で見てもらえるのがうれしいです。親戚も見に来ているんです」(引用:東京スポーツ)

母方の祖父は韓国慶尚北道出身で、貧困のため1937年頃和歌山県に来日した。母親は釜山出身だと夫・渡辺謙も公言しており、1940年頃から日本での生活を開始。南果歩は1964年に兵庫県で産まれた。日本国籍だが、母親が韓国人であることを隠していない。
同映画祭で在日韓国人だと明かすことで、韓国人は同胞意識が芽生える。イベントの雰囲気を良くするため南果歩が一役買ったとも言えよう。

ちなみに、渡辺謙にも在日韓国人疑惑があるものの、彼は新潟県出身。れっきとした日本人である。(船越)


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