キムタクが山口智子にアドリブキス･･･｢ロンバケ｣の知られざる裏側発覚!
脚本家の北川悦吏子が10月8日放送のフジテレビ系『ノンストップ!』にゲスト出演し､大ヒットドラマ『ロングバケーション』のマル秘エピソードについて語った｡
1996年に同局の月9枠で放送され､全話平均視聴率29.6%を記録した同作｡主演は木村拓哉と山口智子で､他にも竹野内豊や松たか子､稲森いずみなどそうそうたる役者が出演していた｡
その最終回で､瀬名秀俊役の木村拓哉が､葉山南役の山口智子に､｢一緒にボストンに行こう｣と言いキスをするシーンがある｡実はこれ､完全なアドリブだといい､北川悦吏子いわく台本には｢瀬名､南を抱きしめる｣｢『結婚しよう』とプロポーズをする｣としか書かれていなかったという｡木村拓哉は｢結婚しよう｣とは言わず､無言でキスをして､愛情を表現している｡
当時まだ23歳だった木村拓哉が､台本を無視してアドリブを入れるだけでもスゴい事だが､8歳も年上の山口智子に役柄上とはいえキスをしたのは驚きを隠せない｡
｢キスするって書いてないんだよ｡勝手にされたの｣と当時の心境を振り返った北川悦吏子だったが､｢こういう気持ちに役者をさせられるかどうかだよね､シナリオで｣と､木村拓哉が台本を読んだ上で､役柄の心情になりきって､自らキスをするという選択をした事には､むしろ喜びすら覚えていたようである｡
木村拓哉のように､真の意味で役柄になりきり､台本のストーリーを超えた物語を描き出せるような役者が増えれば､昨今のドラマ低迷化から脱出するキッカケになるかもしれない｡(船越)
1996年に同局の月9枠で放送され､全話平均視聴率29.6%を記録した同作｡主演は木村拓哉と山口智子で､他にも竹野内豊や松たか子､稲森いずみなどそうそうたる役者が出演していた｡
その最終回で､瀬名秀俊役の木村拓哉が､葉山南役の山口智子に､｢一緒にボストンに行こう｣と言いキスをするシーンがある｡実はこれ､完全なアドリブだといい､北川悦吏子いわく台本には｢瀬名､南を抱きしめる｣｢『結婚しよう』とプロポーズをする｣としか書かれていなかったという｡木村拓哉は｢結婚しよう｣とは言わず､無言でキスをして､愛情を表現している｡
当時まだ23歳だった木村拓哉が､台本を無視してアドリブを入れるだけでもスゴい事だが､8歳も年上の山口智子に役柄上とはいえキスをしたのは驚きを隠せない｡
｢キスするって書いてないんだよ｡勝手にされたの｣と当時の心境を振り返った北川悦吏子だったが､｢こういう気持ちに役者をさせられるかどうかだよね､シナリオで｣と､木村拓哉が台本を読んだ上で､役柄の心情になりきって､自らキスをするという選択をした事には､むしろ喜びすら覚えていたようである｡
木村拓哉のように､真の意味で役柄になりきり､台本のストーリーを超えた物語を描き出せるような役者が増えれば､昨今のドラマ低迷化から脱出するキッカケになるかもしれない｡(船越)
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