｢相棒｣出演の元女優･高樹沙耶が本格的なラップソングを公開! 大麻への思いを綴った!

『相棒』シリーズなど数々の人気ドラマに出演してきた元女優の高樹沙耶が､なんとラッパーデビューを果たした｡

現役医師でラッパーという異色の肩書きを持つMASATAKAとのコラボ曲『Legalize it』で､彼女は思いの丈を予想外の美声で歌い上げている｡
｢花の都東京モデルから女優へ時はバブル絶頂欲しいものは手に入れやりたいこともやった男たちはかしづき女たちはやっかみ｣と自身の半生を振り返るリリックや､｢怒りぶつけ炎上芸能界退場｣と韻を踏む部分もある｡

彼女は､2017年に大麻取締法違反で懲役1年･執行猶予3年の判決を受けた｡大麻が人生を狂わせたと端からは見えてしまうが､そうではないようだ｡
｢医療大麻広めるため挑む選挙落選眼をつけられ逮捕されてワイドショーを独占｣と､医療用大麻啓蒙活動の中で逮捕されてしまった事件にも赤裸々に言及｡
今回コラボしたMASATAKAも､医療用大麻の普及を目指し､精力的に活動｡ラップという､一番メッセージをダイレクトに伝えられる選択肢を選んだ｡

たとえ女優業を干されようとも､高樹沙耶は人生を医療用大麻の合法化に捧げる覚悟｡今年還暦という年齢でのラッパーデビューは､HIPHOPの歴史を辿っても前例がないのではないか｡
大麻が原因で逮捕されるラッパーが後を絶たない｡高樹沙耶は日本社会が変わるまで､動き続けるだろう｡(船越)