GACKT､ジャニーズ出演CMが続々打ち切りの状況に｢気持ち悪い｣と批判するワケ!

(09/16)

歌手のGACKTが､ジャニー喜多川元社長の性加害問題による､大手企業が同社所属タレントの広告起用を続々と停止している件について､｢気持ち悪い｣と言及した｡

飲料メーカーのキリンやアサヒ､航空大手のJALなど､名の知れた大手企業が､｢今後ジャニーズタレントをCMに起用しない｣という方針を打ち出している状況に､｢そんな問題や噂は昔からどこの企業もスポンサーも広告代理店も耳にしていたはず､むしろ知ってたはず｡アーティスト個人が何かやらかしてCMを打ち切るのはまだわかる｡今回それぞれのアーティストは関係ない､というよりむしろ被害者｡その彼らとのCMを打ち切るのはそもそもおかしいし不気味でしかない｣と批判｡

ジャニー喜多川の性加害問題は日本の芸能界史上最大といってもいい大問題であるが､それと所属タレントの仕事は別で考えるべきという意見も理解できなくはない｡
｢今までそのアーティストやタレントを顔にして散々やってきたのに､ただの乗っかりコンプライアンスで起用をやめるとか･･･今回のことで露見したのは､それらの企業が彼らを応援するファンの気持ちを全く理解してないということ｡ファンの愛情を軽視しすぎ｣とコメント｡

確かに､これまで何十年にわたり､ジャニーズ事務所にお世話になってきたであろう企業たちが､一斉に手のひらを返してバッシングに走るのは､ちょっと不自然にも思える｡
20～30年前から一貫して距離を置いていたのならともかく､今までずっとベッタリ頼りにしていたわけだ｡もし性加害の被害者が声を上げなかったら､きっと今後も使い続けたであろう｡

｢今回の対応は気持ち悪いの一言に尽きるこの日本の乗っかり風潮がマジで不気味すぎる｣と､日本企業の対応に疑問を呈したGACKT｡
結局､外部特に海外から問題提起されないと動きだせないレベルなのは､悲しい現実である｡(船越)