2026年の大河ドラマが決定! 主人公は一体誰に?

(03/12)

2026年のNHK大河ドラマの詳細が､同局より発表された｡第56作は『豊臣兄弟!』と題し､主演を俳優･仲野太賀が務める｡

戦国時代のど真ん中をテーマに､天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の軌跡を描く｡主人公は豊臣秀吉ではなく､その弟にあたる豊臣秀長｡一般的に日本史の授業ではほとんど触れられず､知名度は無いものの､歴史上では｢秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった｣と言われるほどの才能を誇った人物｡

制作発表記者会見に出席した仲野太賀は､｢こんなに光栄なことはない｡きょうという日がくるのが待ち遠してくて､無事に皆さんの前で発表できること光栄に思いますし､心底ホッとしています｣と今の率直な気持ちを述べた｡
｢これまで偉大な先人の方々がつないでこられたバトンを僕自身が授かるということでその思いを感じるとともに､とてもワクワクしているというのが正直なところです｣と､大河ドラマの長い歴史と伝統を重んじた上で､最高の作品を作りたいという思いを伝えた｡

脚本は､人気テレビドラマ『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』『家政夫のミタゾノ』などを手掛けたことで知られる八津弘幸が担当する｡
なお､2025年の大河ドラマは､俳優の横浜流星が主演を務める『べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～』が放送される｡(船越)