新たに登場した3人組ユニット「我が家」の人気が急上昇中！！

いまだ衰えを見せぬないお笑いブーム。

もはやブームを通り越して､お笑いという文化が完全に定着し､なくてはならないものになっている。

その中で､圧倒的な実力を持つ3人組が登場した。

我が家（わがや）だ。

我が家は､ワタナベエンターテインメント所属のお笑いグループで､ボケ担当の坪倉由幸（つぼくらよしゆき=30）､ツッコミ担当の杉山裕之（すぎやまひろゆき=31）､ボケ担当の谷田部俊（やたべしゅん=30）の3人からなるユニット。

3人組といえば､ネプチューンしかり､森三中しかりと､別段珍しいことではない。中にはザ・プラン9のように4人組のところだってあるわけで。

では､彼らの何がウケているのだろうか？

我が家は主にコントを得意とし､様々なシチュエーションで谷田部と坪倉が交互にボケるパターンと､谷田部のボケに坪倉がさらにボケをかぶせるパターンのふたつでネタを構成している。また､坪倉がホスト役を演じる事もある。

ここまでもよくありがちな話。

実は､彼らのもっとも魅力的なのは､得意のコントではなく､漫才。

左から言葉をかけられる役､言葉をかける役､そしてツッコミ役を交互に入れ替えるローテーション漫才を行っているのだ。

谷田部のボケに対して､杉山と坪倉が交互にツッコミ役を務めるというオプションもあるが､基本的にはツインボケに対して､ツッコミは杉山ひとり。

この同じようなパターンをめぐる構成が､徐々に笑いをくすぐり､最後には目が離せなくなるという中毒性をはらんでいる。

と､文字でいくら書いても､見たことがない人にはピンと来ないだろう。

彼らは「3LDK」というDVDもリリースしているので､まずはそちらでチェックしてみるのはどうだろうか。

また5月4日19時より､明治安田生命ホールでライブも行われるので､この機会を見逃したくないものだ。（古田鉄寿）