矢田亜希子の夫の押尾学（おしおまなぶ・30）が､エイベックスと専属契約を結ぶことが15日､発表された。
エイベックスによると､2月ごろから契約に向けた交渉を開始。このほど契約を結んだという。
この“移籍”を､サンケイスポーツはベタベタの「御用報道」で礼賛。押尾は､
「所属事務所と大手レコード会社を離れて以来､目立った活動はしてこなかった」
「ワールドワイドに活躍の場を広げたい､という思いを強く持っていたという」
目立った活動が無かったのは干されていたからだし､ハリウッドへの挑戦と失敗も､日本に居場所が無かったからのことなのは､多く報道されてきたことだ。
また同紙は､矢田が育児に専念中かのような書き方をしているが､台所事情のせいか早期復帰に向けて活動中？ といった報道は何度もされているし､ヘアヌード出版のウワサもあるくらいと､サンスポがエイベックスにゴマをすればするだけ､なんとも虚しい空気が漂う。
ともあれ､押尾とエイベックスとの契約については､かねてからウワサになっていた。
エイベックスは昨年6月に芸能事業部を設立。小雪や中村獅童らと次々に契約した。
これは､2006年に先行して設立している映像事業部の体制を強化するためのテコ入れ策だ。
押尾との契約も､そうした強化策の一環と見られている。
こうした事業展開は､一つには､浜崎あゆみや倖田來未にスキャンダル風が吹いただけで株価が上下するような経営状況を安定化させるため､という見方がある。
しかしこの映画事業､制作第一弾の大塚愛主演映画「東京フレンズ The Movie」は鳴かず飛ばず。
その後も「蒼き狼」「椿三十郎」と､出資映画がことごとく大コケ。
今年秋公開予定のジョン・ウー監督の映画「レッド・クリフ」には､30億円を出資し､中村獅童をキャスティングさせているが､この映画がコケると､今度こそエイベックス本体も“危ない”という声も上がっている。
なにしろエイベックス､2008年3月期の連結営業当期純利益の予想を､07年末の時点で31億円から26億円へ下方修正。
そして今月には､なんと9億円にまで下げているのだ。
この「レッド──」､当初のキャスティングにはエイベックスとも“親密”な関係にあるジャニーズ事務所から､木村拓哉も送り込まれるとウワサになっていた。
しかし､木村が獅童の“引き立て役”にされることを恐れたジャニーズ側の意向で？ 頓挫。
そうして､不安要素がこうして山積みになってきている曰く付きの映画になってしまっている。
サンスポの「御用報道」は､「（押尾は）今回の移籍が､海外進出への大きな足がかりとなりそうだ」 とブチ上げているが､エイベックスもこうしたプロパガンダの前に､経営の屋台骨そのものを心配した方がよいのでは？（淺川）
エイベックスによると､2月ごろから契約に向けた交渉を開始。このほど契約を結んだという。
この“移籍”を､サンケイスポーツはベタベタの「御用報道」で礼賛。押尾は､
「所属事務所と大手レコード会社を離れて以来､目立った活動はしてこなかった」
「ワールドワイドに活躍の場を広げたい､という思いを強く持っていたという」
目立った活動が無かったのは干されていたからだし､ハリウッドへの挑戦と失敗も､日本に居場所が無かったからのことなのは､多く報道されてきたことだ。
また同紙は､矢田が育児に専念中かのような書き方をしているが､台所事情のせいか早期復帰に向けて活動中？ といった報道は何度もされているし､ヘアヌード出版のウワサもあるくらいと､サンスポがエイベックスにゴマをすればするだけ､なんとも虚しい空気が漂う。
ともあれ､押尾とエイベックスとの契約については､かねてからウワサになっていた。
エイベックスは昨年6月に芸能事業部を設立。小雪や中村獅童らと次々に契約した。
これは､2006年に先行して設立している映像事業部の体制を強化するためのテコ入れ策だ。
押尾との契約も､そうした強化策の一環と見られている。
こうした事業展開は､一つには､浜崎あゆみや倖田來未にスキャンダル風が吹いただけで株価が上下するような経営状況を安定化させるため､という見方がある。
しかしこの映画事業､制作第一弾の大塚愛主演映画「東京フレンズ The Movie」は鳴かず飛ばず。
その後も「蒼き狼」「椿三十郎」と､出資映画がことごとく大コケ。
今年秋公開予定のジョン・ウー監督の映画「レッド・クリフ」には､30億円を出資し､中村獅童をキャスティングさせているが､この映画がコケると､今度こそエイベックス本体も“危ない”という声も上がっている。
なにしろエイベックス､2008年3月期の連結営業当期純利益の予想を､07年末の時点で31億円から26億円へ下方修正。
そして今月には､なんと9億円にまで下げているのだ。
この「レッド──」､当初のキャスティングにはエイベックスとも“親密”な関係にあるジャニーズ事務所から､木村拓哉も送り込まれるとウワサになっていた。
しかし､木村が獅童の“引き立て役”にされることを恐れたジャニーズ側の意向で？ 頓挫。
そうして､不安要素がこうして山積みになってきている曰く付きの映画になってしまっている。
サンスポの「御用報道」は､「（押尾は）今回の移籍が､海外進出への大きな足がかりとなりそうだ」 とブチ上げているが､エイベックスもこうしたプロパガンダの前に､経営の屋台骨そのものを心配した方がよいのでは？（淺川）
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