「教科書.net」で芥川にもバッハにも西郷にも落書きし放題!?
自分の小学生時代を思い返してほしい。
教科書に載っていた有名人の肖像にヒゲをつけてみたり、メガネをかけさせてみたりと、なにかと落書きをした覚えがあるのではないだろうか?
でも、子どものころは落書きをしていると先生や親に注意されてしまうため、なかなかおおっぴらに落書きができなかったのも事実。
しかし、そんな落書きファン(?)のための画期的なサービスが開始されたというのだからおもしろい。
マリーチという会社が、7月7日、ウェブ上で教科書に鉛筆で落書きができるコミュニティーサイト「教科書.net」の提供を開始した。
「教科書.net」は、ウェブ上で教科書に鉛筆で落書きができるコミュニティサイトと考えるといい。
ウェブ上ではあるものの、鉛筆と消しゴムの絶妙の質感が表現されており、実際に教科書に落書きをしている感覚を味わえる。
ユーザー登録は不要。
落書きの対象は、国語、日本史、世界史、音楽、美術の5教科の教科書に登場する歴史上の人物。
人物は教科ごとに人名でリスト表示され、人物に対して落書きをするか、他のユーザーが描いた落書きを見るかを選択できる。
つまり、豊富な教科、リストから落書きしたい人物を選び、描いた落書きを保存することや、他のユーザーの落書きを見ることができるという、まさに落書きを通じて「友達の輪を広げよう」というサイトなわけだ。
また、落書きに対して落書きで返信をすることもできるというから、落書きされる歴史上の人物には申し訳ないのだが、「落書き」も進化したものだなとしみじみ思う。
やり方は簡単。
落書きしたい人物を選んだら、「教科書に書き込みをする」を選択。するとその人物に対する画像と説明が表示され、鉛筆、赤鉛筆、消しゴム、砂消しゴムを選択して落書きを書き込む。
また、「みんなの教科書」を選択すると、他のユーザーが描いた落書きが、新しいもの順にサムネイルで表示される。
他のユーザーが描いた落書きの中から1つを選択すると、そのユーザーが描いた落書きと、その落書きに対する返信が表示される仕組みがなかなかおもしろい仕掛けになっている。
さらに、ユーザーが描いた落書きにさらに手を加えることもできる。
しかし、どうしてこんなサービスが開始されたのか、その発想の原点が気になるところ。
運営する間リーチは、このサイトへの落書きで、最近問題となっている文化財への落書きを減らすことができたらと話している。
確かに。
危機意識を持たず文化財へ落書きをしてしまう残念なケースが多いだけに、なんだか説得力のある理由だ。(古田鉄寿)
教科書に載っていた有名人の肖像にヒゲをつけてみたり、メガネをかけさせてみたりと、なにかと落書きをした覚えがあるのではないだろうか?
でも、子どものころは落書きをしていると先生や親に注意されてしまうため、なかなかおおっぴらに落書きができなかったのも事実。
しかし、そんな落書きファン(?)のための画期的なサービスが開始されたというのだからおもしろい。
マリーチという会社が、7月7日、ウェブ上で教科書に鉛筆で落書きができるコミュニティーサイト「教科書.net」の提供を開始した。
「教科書.net」は、ウェブ上で教科書に鉛筆で落書きができるコミュニティサイトと考えるといい。
ウェブ上ではあるものの、鉛筆と消しゴムの絶妙の質感が表現されており、実際に教科書に落書きをしている感覚を味わえる。
ユーザー登録は不要。
落書きの対象は、国語、日本史、世界史、音楽、美術の5教科の教科書に登場する歴史上の人物。
人物は教科ごとに人名でリスト表示され、人物に対して落書きをするか、他のユーザーが描いた落書きを見るかを選択できる。
つまり、豊富な教科、リストから落書きしたい人物を選び、描いた落書きを保存することや、他のユーザーの落書きを見ることができるという、まさに落書きを通じて「友達の輪を広げよう」というサイトなわけだ。
また、落書きに対して落書きで返信をすることもできるというから、落書きされる歴史上の人物には申し訳ないのだが、「落書き」も進化したものだなとしみじみ思う。
やり方は簡単。
落書きしたい人物を選んだら、「教科書に書き込みをする」を選択。するとその人物に対する画像と説明が表示され、鉛筆、赤鉛筆、消しゴム、砂消しゴムを選択して落書きを書き込む。
また、「みんなの教科書」を選択すると、他のユーザーが描いた落書きが、新しいもの順にサムネイルで表示される。
他のユーザーが描いた落書きの中から1つを選択すると、そのユーザーが描いた落書きと、その落書きに対する返信が表示される仕組みがなかなかおもしろい仕掛けになっている。
さらに、ユーザーが描いた落書きにさらに手を加えることもできる。
しかし、どうしてこんなサービスが開始されたのか、その発想の原点が気になるところ。
運営する間リーチは、このサイトへの落書きで、最近問題となっている文化財への落書きを減らすことができたらと話している。
確かに。
危機意識を持たず文化財へ落書きをしてしまう残念なケースが多いだけに、なんだか説得力のある理由だ。(古田鉄寿)
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