松ケンが加藤ローサを「メス豚」呼ばわり!?

俳優の松山ケンイチ(まつやまけんいち=23)が10日、都内のCD店のライブスペースで行われた主演映画「デトロイト・メタル・シティ」の公開直前イベントに、共演の加藤ローサ(かとうろーさ=23)と参加した。

「スポーツニッポン」などによると、同映画は若杉公徳の同名のコミックが原作。白泉社「ヤングアニマル」において05年から連載されている。

松ケンは、渋谷系ポップスが好きなのに、デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」のフロントマン、ヨハネ・クラウザー2世として、メタルシーンのカリスマとして君臨するという矛盾を抱えて苦悩する主人公・根岸崇一を演じる。

ところが、同所でライブシーンの撮影した際に、スカートをめくられる役の加藤に、カメラが回っていない控室で「誰にでも見せんのか! アバズレのメス豚」と暴言を吐いたと、加藤自身が告発。それに対し松ケンが、「役に入りきっていた。ごめんなさい」と平謝りする一幕があった。

その日、加藤がスカートめくりの際に見えるヒヨコ柄のパンツを「いま監督に見せてきちゃった」と明るく言うのを聞いた、松ケンならぬヨハネ・クラウザー2世がキレたのが原因のようだが、徹底した役作りで知られる松ケンならではのエピソードいえる。

なお、同作は8月23日より全国公開。また今月下旬から開催されるカナダのモントリオール世界映画祭のコンペ部門に招待出品。おなじくカナダで9月から開かれるトロント国際映画祭の「ミッドナイト・マッドネス」部門に出品される。(松野)


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