石川遼の「喜びの表現」がゴルフ関係者の間で妙な波紋を呼んでいる!?

いつのまにか、「ハニカミ王子」と呼ぶ人が少なくなった。考えればプロに転向してからだろうか。

アマチュア時代はあくまでアマチュア。プロになった後は、石川遼(いしかわりょう=16)と、丸裸の名前で呼ばれている。

それだけ、世の中ら彼を大人として、ホンモノのプロとして見てきているのだろう。

そのおかげで、石川への賛辞と風当たりは、それぞれアマチュア時代とは比べ物にならないほど高くもなりシビアにもなる。

8月29日、「バナ杯KBCオーガスタ」の予選ラウンドで石川はなんとか踏ん張った。

最終18番でチップインバーディーを決め、成績は通算2オーバー42位でカットラインすれすれ。

まるで優勝したかのような雄たけびを上げた。

「ハニカミ王子」時代のハニカミではなく、タイガー・ウッズ顔負けの感情表現に驚く関係者も少なくなかった。

カットライン(60位以内)上の通算3オーバーで最終ホールを迎えた石川はパーオンに失敗。

「かなり厳しいと思った」と瀬戸際まで追いつめられたところでミラクルショットを繰り出し、身をよじるようにして右手を突き上げ、話題のパフォーマンスを繰り出した。

7月に行なわれた「セガサミーカップ」では、最終ホール2オンに成功して、ジャンプ&ガッツポーズ。

優勝した「関西オープン」では雄たけびパフォーマンスに加え「僕のプロ初優勝に立ち会えた皆さんも幸せなんじゃないですか?」の発言まで飛び出している。

そんな一連の行動を見て、

「他のプレーヤーに迷惑。紳士のスポーツらしくない態度」

「やりすぎ」

「ウッズをまねするなら、優勝争いの中でやらなければサマにならない」

など、さまざまな意見が噴出。

プロスポーツでありながら国内男子ツアーでは特に喜怒哀楽の表現が控えめにされてきた。

しかし、その一方でファンとの一体感が薄かったのもまた事実だ。

いかな異論反論を出そうと、「では、粛々と成績を重ねるだけでゴルフ界が発展するのか? 人気が広がるのか?」との問いに誰かが明確な答えを出せるだろうか?

石川への一連のバッシングは、「大言壮語」や「若い世代の生意気さ」ととらえられれば、ある意味、ボクシングの亀田叩きに似ていなくもない。

亀田一家がどうこうの話ではないが、「謙遜」は時として「停滞」を生む。

「不遜」は使いこなせれば「発展」を生み出す。

もちろん、大人という視点で意識的にその使い分けをでき、ファンの支持を得られればの話なのだが。

石川は、4日から山梨県にある富士桜カントリー倶楽部で開幕する、国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」に挑む。

ディフェンディングチャンピオンの谷原秀人(たにはらひでと=29)、ツアー初優勝で勢いに乗る甲斐慎太郎(かいしんたろう=27)ら、次世代ゴルフ界を牽引する有望株と激突する。

屈強の谷原と甲斐は、当然のこととして石川に牙を向いてくるだろう。

こうした中で、石川は自らを高みに持ち上げることができるのだろうか? 期待したいところだ。(古田鉄寿)


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