代役の噂もなんのその。福山雅治、「龍馬伝」でキムタク超えなるか？
ライバル越えを果たしたのか､やっぱり2番手なのか――。
再来年のＮＨＫ大河ドラマに業界内は今から大騒ぎだ。話題の主は歌手兼俳優の福山雅治（ふくやままさはる=39）。10年の「龍馬伝」で坂本竜馬を演じるという。いや､それだけで騒がれているわけではない。この起用をめぐってあらぬ噂が根強くささやかれているのだ。そのあたりの事情を「日刊ゲンダイ」が報じている。
「当初､同ドラマの主役にはキムタク（木村拓哉）が予定されていたというのです。それがいつの間にか､福山にスリ替わった。その原因について“キムタクが断った”という説と“NHKが考え直した”という説が飛び交っているのです」（放送関係者）
もちろん､NHKがそれを認めるはずもなく､鈴木圭プロデューサーは「一切､浮気はしていない」と否定した。が､噂の真偽はともかく､周囲の関心は盛り上がる一方だ。
「それもそのはずです。フクヤマとキムタクといえば誰もが認めるライバル同士。というより､フクヤマにとって4つ年下のキムタクはどうしても越えられない壁なのです。
女性誌『an･an』の恒例“好きな男アンケート”でキムタクが15年連続１位なのに対して､フクヤマは10年連続2位に甘んじていた。ちょうどそんなところへ“フクヤマ起用”のニュースだから､話がひとり歩きするのも当然なのです」（女性誌記者）
福山のキャラクターも噂に拍車をかけている。どこか生硬さの漂うキムタクに対して､福山の方は「チャランポランなアンちゃん風」なのだ。
地元・長崎の工業高校時代はロックバンドに憧れ､リーゼントに決めていた。高卒後､近所の電気会社に就職したが､ミュージシャンを目指して上京。数々のオーディションを受けたが結果はサッパリで､得意のパチンコで生活していたこともあるという。
ヒットしたドラマ「ガリレオ」などで見せる知的なイメージと違って､素顔は「田舎モン」（本人談）らしい。
「本業はミュージシャン､俳優は数年に一度出演する程度ですが､ラジオのDJをずっと続けている。その番組では下ネタ丸出しのオヤジトークを繰り広げています。たとえば､最近見たアダルトビデオの話や事務所の先輩・桑田佳祐の持ち歌のフレーズ“マンP”を連呼するなどあけすけです。若いファンにはそのギャップが受けている」（前出の関係者）
実はNHKにとって「坂本竜馬」は“鬼門”なのだという。北大路欣也が主演した「竜馬がゆく」は平均視聴率14.5％（ビデオリサーチ､関東地区）と､史上2番目の低い数字だった。
しかし､だからこそ､フクヤマにとってやりがいもあろうというもの。前述の「ガリレオ」は2クール後の同じ枠でキムタクが主役を張った｢CHANGE｣を視聴率で圧倒した。NHKの鬼門で予想外の成績をあげれば､名実ともにライバルを超えることになるのだが､さて…。(松野)
再来年のＮＨＫ大河ドラマに業界内は今から大騒ぎだ。話題の主は歌手兼俳優の福山雅治（ふくやままさはる=39）。10年の「龍馬伝」で坂本竜馬を演じるという。いや､それだけで騒がれているわけではない。この起用をめぐってあらぬ噂が根強くささやかれているのだ。そのあたりの事情を「日刊ゲンダイ」が報じている。
「当初､同ドラマの主役にはキムタク（木村拓哉）が予定されていたというのです。それがいつの間にか､福山にスリ替わった。その原因について“キムタクが断った”という説と“NHKが考え直した”という説が飛び交っているのです」（放送関係者）
もちろん､NHKがそれを認めるはずもなく､鈴木圭プロデューサーは「一切､浮気はしていない」と否定した。が､噂の真偽はともかく､周囲の関心は盛り上がる一方だ。
「それもそのはずです。フクヤマとキムタクといえば誰もが認めるライバル同士。というより､フクヤマにとって4つ年下のキムタクはどうしても越えられない壁なのです。
女性誌『an･an』の恒例“好きな男アンケート”でキムタクが15年連続１位なのに対して､フクヤマは10年連続2位に甘んじていた。ちょうどそんなところへ“フクヤマ起用”のニュースだから､話がひとり歩きするのも当然なのです」（女性誌記者）
福山のキャラクターも噂に拍車をかけている。どこか生硬さの漂うキムタクに対して､福山の方は「チャランポランなアンちゃん風」なのだ。
地元・長崎の工業高校時代はロックバンドに憧れ､リーゼントに決めていた。高卒後､近所の電気会社に就職したが､ミュージシャンを目指して上京。数々のオーディションを受けたが結果はサッパリで､得意のパチンコで生活していたこともあるという。
ヒットしたドラマ「ガリレオ」などで見せる知的なイメージと違って､素顔は「田舎モン」（本人談）らしい。
「本業はミュージシャン､俳優は数年に一度出演する程度ですが､ラジオのDJをずっと続けている。その番組では下ネタ丸出しのオヤジトークを繰り広げています。たとえば､最近見たアダルトビデオの話や事務所の先輩・桑田佳祐の持ち歌のフレーズ“マンP”を連呼するなどあけすけです。若いファンにはそのギャップが受けている」（前出の関係者）
実はNHKにとって「坂本竜馬」は“鬼門”なのだという。北大路欣也が主演した「竜馬がゆく」は平均視聴率14.5％（ビデオリサーチ､関東地区）と､史上2番目の低い数字だった。
しかし､だからこそ､フクヤマにとってやりがいもあろうというもの。前述の「ガリレオ」は2クール後の同じ枠でキムタクが主役を張った｢CHANGE｣を視聴率で圧倒した。NHKの鬼門で予想外の成績をあげれば､名実ともにライバルを超えることになるのだが､さて…。(松野)
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