朝青龍にまた“品格”問題発生!嘉風のビンタにブチ切れ!!
(01/18)

横綱朝青龍(あさしょうりゅう=28)が、また! 土俵上でブチ切れた。

初顔の西前頭2枚目嘉風の張り手をアゴに受けて激怒。

逆転の突き落としで初顔相手の連勝を29に伸ばしたが、怒りは収まらず、懸賞を受け取る最中も嘉風をにらみつけた。

初日から7連勝で進退問題からは事実上脱したが、再び横綱としての品格が問われる一番となってしまった。

張り手を受けてブチ切れモードに入った朝青龍は、強引な首投げに入るがすっぽ抜け。足を俵にかけて大あわてだ。

その後、出てくる相手の勢いを利用して、左からの突き落としを決めたのは流石だが、ケンカ相撲は終わらない。

土俵外に足を出していた嘉風を追って背後からダメ押しだ。

勝ち名乗りを受けても、懸賞を受ける最中も、嘉風にメンチを切り続けた朝青龍の“横綱の品格”は、なんとも堂々としたものだった。

初顔合わせで29連勝中の朝青龍は、これまである“秘策”を使い続けていたようだ。

「日刊スポーツ」によると、対戦が予定される初物には、場所前の出げいこなどで“胸を貸し”、時にはぶつかりげいこでの“かわいがり”で相手を恫喝する“下準備”をしてきたという。

しかし、進退のかかる今場所前は、自分自身の調整で精いっぱいで、嘉風対策まで頭が回っていなかったようだ。

ニッカンによると、出番前になって千代大海に「嘉風はどんな相撲を取る?」と質問する泥縄ぶりを見せていたという。

ともあれ、昨年末に日本相撲協会が開催した「相撲研修会」では、協会側から「土俵は神聖な場所。リングではない」との指導があったが、朝青龍は全く意に介していないようだ。(淺川)


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