あなたの愛猫の名前は入っている？『猫の名前ランキング 2009』を大発表！！

今や､ペットのことを「ペット」と呼ぶのはイタダケない。

では､なんと呼ぶか？

「コンパニオン・アニマル」だ。

それは､ペットの存在意義が､人生の伴侶（パートナー）としての存在に変わりつつあるからだ。

と､まあ難しい話をしていても仕方がない。

何が言いたいかというと､「人生の伴侶というぐらいだから､みんな名前には相当こだわっているんじゃないだろうか？」ということ。

そこで､ペット用保険を扱うアニコム損害保険会社が猫を対象に調査を行い､『猫の名前ランキング 2009』を発表した。

まずはそのランキングから見てみよう。

◆男の子

1位：レオ
2位：コタロウ
2位：ソラ
4位：コテツ
5位：マロン
5位：レオン
7位：ココ
7位：レン
9位：クウ
10位：カイ
10位：サスケ
10位：トム

◆女の子

1位：モモ
2位：サクラ
3位：ヒメ
4位：メイ
5位：ミルク
6位：ココ
7位：ハナ
7位：ミュウ
7位：ルナ
10位：ナナ

◆総合

1位：モモ
2位：ソラ
3位：サクラ
4位：ココ
4位：レオ
6位：ヒメ
7位：ミルク
7位：メイ
9位：コタロウ
9位：マロン

調査期間は2008年4月1日～2009年1月31日アニコム損保の「どうぶつ健保」に新規加入した0歳の猫､7662頭の名前を集計したもの。

総合1位は5年連続で「モモ」。

やわらかい印象と､どこかほのかに桃の香りがただようようなイメージで不動の人気を維持している。

「モモ」は､特に女の子にとって品種を問わない人気の名前として定着。

「モモ」に続いてランキングTOP5に名を連ねたのは順に「ソラ」「サクラ」「ココ」「レオ」。

なお､2位の「ソラ」は､昨年4位から順位をあげているという。

男の子部門では､「レオ」「コタロウ」といった力強い名前をつける傾向がうかがえた。

また､女の子部門では「サクラ」「ヒメ」など､優しい響きの女の子らしい名前をつける飼い主が多い傾向にあるようだ。

しかし､意外だったのは､いわゆる外国で使われる名前があまりなかったこと。

「リチャード」とか､「ボブ」とか､やはり日本人になじむのはどこか日本的な響きのあるものなのだろうか。

また色でつける名前も見当たらない。

ひと昔前ならば「クロ」「シロ」などは当たり前のようにあったものだが､時代の移り変わりというものだろうか。

ちなみに､「タマ」という名前もなかった。（古田鉄寿）