のリピー実母に捨てられていた!壮絶過去があきらかに

覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕された女優で歌手の酒井法子(38)が、東京・南青山の自宅マンションで押収された微量の覚せい剤について「使った残りで、また使うために持っていた」と供述したことが26日、分かった。

酒井はこれまで、「使った後の残りだったが、また使うために持っていた」「覚せい剤を抜くために逃走した」「仕事の疲れが取れるので使った」と、使用を認める供述を始めていたが、逮捕容疑となった自宅で押収された0.008グラムの覚せい剤について、ついに使用容疑の核心に触れる供述を行った。

一方の夫、高相祐一(41)は「妻に覚せい剤をやめろと言っていた」と供述していたことも明らかになった。

酒井は、夫に使用を止められるほど主体的に吸引していたとみて、東京地検は拘置期限の28日までに所持、使用の罪の双方で酒井を起訴する方針。

通常、覚せい剤の常習者が1回で使用する平均量は0.03グラム。酒井の自宅から発見された「使った後の残り」の0.008グラムは極めて微量で、所持罪での起訴が見送られる場合もある程度の量だった。

しかし、東京地検は丁寧にアルミ箔で包まれて"保存"されていたことを重視。酒井の供述がそれを裏付ける形となり、「所持罪での起訴は十分可能」と捜査関係者は見ている。

また、これまで「4年ぐらい前に妻に勧めた」「やりすぎるなよと注意していた」と"暴露"を続けてきた高相だが、今度は「覚せい剤をやめろと言っていた」と供述。

薬物にハマっていた夫でさえも心配するほど、酒井の使用頻度は尋常ではなかったようだ。

24日に追送検された自宅での使用容疑は、当初、尿鑑定で覚せい剤反応が出なかったことから立件は難しいとの見方もあった。が、毛髪鑑定で陽性反応を検出したこともあり、東京地検は自宅での所持、使用と併せて起訴する方向で、拘置期限の28日までに最終判断するという。

また、酒井は7月5日に自宅で吸引したことも自供。

「夫からもらった覚せい剤をその日に吸った」と話しており、高相も同日の記憶について「妻が吸ったところは見ていないが、その日覚せい剤を渡した」と供述。夫婦の供述が一致したという。

また、酒井は乳飲み子のころ、実母に捨てられた過去があることも明らかになっている。(淺川)


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